D−STAR

無線局落成検査終了


D-STARプロジェクト実験局11局が無線局落成検査に合格!


 第一段階の実験として11局のD-STAR実験局(中継局1局、デジタル音声5局、データ5局)は10月3日に予備免許を受け、落成検査に向けて試験データの測定や機器の点検が行われてきました。

 11月9日には、関東総合通信局の3名の無線検査官により落成検査が行われました。当日の天候はあいにくの雨。連盟事務局会議室で機器の性能測定など基本データの確認作業の後、事務局屋上に設置した中継局を介した、デジタル音声局間通信試験、データ局間通信試験を実施しました。

 初冬の冷たい雨に打たれての通信試験となりましたが、音声、データともに中継局を介した通信試験に合格。11月9日付けで無事本免許を受けることができました。
 実験局の開設が完了し、技術委員会次世代通信分科会のメンバーが中心となって、D-STARプロジェクトの第1フェーズの本格的な通信実験がいよいよ開始されます。


データ系中継器の送信電力測定 中継用無線設備の測定

 会議室で行われた通信機器の測定。写真はデータ系中継器の送信電力測定。


通信実験 音声系とデータ系無線機を車に搭載して実通試験

  車に音声系とデータ系の無線機を積んで事務局から離れた場所でレピータにアクセスした通信実験。


データ系通信 事務局屋上に設置した中継局を介してのデータ系通信


検査合格 検査合格。竹内専務理事に実験局の免許が検査官より手渡されました。




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