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アマチュア無線を楽しむ  長岡 ク ラ ブ 会 報

6.FEB.2019 /No.172

長岡開府400年を記念したJARL(一般社団法人日本アマチュア無線連盟)特別局の運用が終了しました。

8N0400N”3,661交信

QSLカード全てJARLビューローへ発送

総交信数 3,661は、海外局を含めたすべてのQSO数です。先回7月の集計が1,867でしたので 途切れることなく皆さんが努力された結果であり QSO数からすれば順調に交信が行われました。この数が多いのか少ないのかいろいろな意見があると思いますが1年間という長い活動の中ですので私は、素晴らしい結果と思います。

以下の、データは HAMLOGの生データを、Excel化したものです。私がHAMLOGを使用していないもので非常にいろいろな機能がHAMLOGにはあるようですが使いこなせないため生データをCSVにしてExcelでデータを表現したものです。勿論数値等には変更はありません。

エリア別の交信局数 2,321局

海外局を含めた総交信数は 3,661 ですが交信局数は 2,321局となりました。複数モード、複数のバンドでの同一局との交信が多くあります。
いろいろな周波数やモードで運用されている方が多くいられるということでしょう。
また、太陽活動の低期とはいっても28MHzがQSO数ぜロです。私を含めておそらく運用がなかったのではと思われます。CQを出してもどなたも呼んでこなかったのかも・・・SATも運用無しです。
また、マイクロウエーブの2400MHz以上は
、免許されておりませんので当然 交信はゼロです。HiHi
海外局とは176 QSOが行われております。細部の分析はまだですが、HF(7MHzや10MHz)とDig音声通信モードやD-STARを利用したV/UHFでかなりのQSOが行われています。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
1.9M 40 19 29 11 5 3 19 3 2 12 143
3.5M 188 85 69 49 15 22 60 23 17 76 1 605
7M 365 204 330 195 65 108 109 141 25 65 27 1,634
10M 31 14 20 13 11 9 8 17 1 8 20 152
14M 30 12 12 9 1 11 10 11 1 9 106
18M 51 40 69 28 13 31 12 17 6 13 13 293
21M 3 1 18 8 6 7 2 6 6 57
24M 6 3 10 4 1 11 8 2 2 6 1 54
28M
50M 2 1 28 31
144M 48 20 20 4 5 6 13 4 4 123 61 308
430M 48 18 21 9 2 9 8 8 2 53 53 231
1200M 4 43 47
2400M
5600M
SAT
812 417 598 330 124 217 249 232 64 442 176 3,661

モード別の交信数 CW 2,110、SSB 836 

以下に各モード別の交信数を書いてみました。
28MHzと2400MHzUPとSATは表から削除しました。

CWモード
430MHzを除きすべてのBANDで交信が行われました。総交信数の三分の二近くになります。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
1.9M 38 19 27 11 5 3 19 3 2 12 139
3.5M 175 78 67 46 14 22 51 23 15 63 1 555
7M 258 137 216 98 31 55 61 65 16 37 13 987
10M 19 9 16 11 4 7 7 13 1 6 1 94
14M 30 12 12 9 1 11 10 11 1 9 106
18M 36 26 24 14 3 12 6 8 3 11 1 144
21M 3 1 18 8 6 7 2 6 6 57
24M 1 1 2
50M 1 12 13
144M 1 6 7
430M
1200M 1 5 6
561 282 380 197 64 118 156 129 39 168 16 2,110

SSBモード
1,9MHzと10MHzは当然CWのみしか運用できませんのでQSOゼロです。
ただ、14MHzと21MHzもゼロとはちょっとびっくりしました。430MHzもSSBはゼロでした。。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
1.9M
3.5M 13 7 2 3 1 9 2 13 50
7M 92 60 113 92 31 51 47 72 9 24 2 593
10M
14M
18M 7 10 39 13 9 15 5 8 3 1 110
21M
24M 6 3 10 4 1 10 8 2 2 5 1 52
50M 1 1 16 18
144M 1 1
430M
1200M 1 11 12
119 81 164 112 42 76 70 82 17 70 3 836

FT8モード
今やSSB、CWモードを抜き微弱な信号で交信が可能ということで大変人気のFT8モードですが、実は記念局のコールサイン”8N0400N”では7個の文字数のためなどの理由で運用・交信が出来ませんでした。
8N0400Nの免許が切れる直前にソフトウェア(無料)がVerUPされ、8N0400Nの特殊コールでも運用可能となりました。ログからは12月14日から運用しています。また、国際的に運用されている周波数帯は日本国内でのバンドプラン等から国内同士のQSOはできないプランになっています。したがって3.5MHzでは運用しておりません。
7MHzの国内QSOは、国際的周波数でなくJA国内で特化した周波数で運用したものです。DXとの交信はすべて国際的な周波数での交信です。FT8モードは全て固定局からの運用です。QSO数がゼロのバンドは運用しておりません。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
1.9M 2 2 4
3.5M
7M 13 5 1 3 3 1 4 3 12 45
10M 7 4 1 5 2 2 2 19 42
14M
18M 7 3 2 1 1 2 1 1 11 29
21M
24M
50M
29 12 6 4 9 5 1 6 6 42 120

RTTYモード
RTTYモードもすべてのQSOが固定局からの運用です。
7,10,18MHzの3バンドで電波を出しました。FT8モードと同じDigの分類になるためか、CQを出してもなかなか呼んでもらえづ おそらくCQの空振りが一番多いモードだと思います。他のモードではおそらく1回CQを出すと大変多くの局に呼ばれ苦労したと思いますがRTTYではほとんどそうゆうことはありませんでした。なおQSOゼロのバンドについては以降 表には載せません。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
7M 2 2 2 1 1 1 9
10M 5 1 3 2 2 1 2 16
18M 1 1 4 2 1 1 10
8 4 7 4 2 3 2 3 1 1 35

DVモード
LOGを集計していましたらDVというモードが出てきました。何のことかと、ちょっと困ってしまいました。DXを含めて
190交信がおこなわれています。この近辺では幸町と栃尾地区の2か所にに430MHzのデジタル音声リピータが設置されています。JARL+ICOMのD-STARといわれるものだそうです。私は運用したことが在りません。これからちょっと勉強します。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
430M 40 16 21 8 2 8 7 8 1 26 53 190
40 16 21 8 2 8 7 8 1 26 53 190

C4FMモード
こちらも、私が運用したことのないモードです。したがってDVモードと同様に良くわからないところですがこちらはJARL+YAESUで WIRESといわれるようです。ノード局を介しての交信となるようです。長岡でも144MHzや430MHzなどで数局のノードが立ち上がっているようです。こちらも勉強します。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
144M 42 20 20 4 5 6 9 4 1 9 61 181
430M 4 2 1 1 1 1 10
46 22 20 5 5 7 10 4 2 9 61 191

FMモード
昔からあるFMモードです。当然?144,430,1200MHzの運用でした。φエリアを中心に思ったより交信が行われています。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 φ DX
144M 5 3 3 108 119
430M 4 27 31
1200M 2 27 29
9 3 5 162 179


8N0400N 特別局側の運用状況

1年間の特別局の免許期間の中で運用状況について見てみました。
 オペレータ人数についてですがLOGには、37通りの表記があります。これは私の場合で見てみるとQSLカードの発行関連でオペレータ表現が国内向けと国外向けでは記述が ”JA0DET シマヅ””JA0DET shige"と2通りの表記方法があり同一のオペレーターですがこの場合は 2 と数えました。37人運用者がいたということではありません。手集計をやってみましたら、約半数となりました。運用者数が極めて少ない結果となりました。支部行事などの参加者による移動運用者を考慮するとごく少数の精鋭による年間を通じての記念局運用でした。

 運用日数と月別交信数 について 移動局と固定局、午前と午後、そしてバンドとモード、交信局数の多少などのすべての条件を排除して単純に運用日数と交信数を集計してみたのが以下の表になりました。多少の差は当然ありますがすべての月で運用されています。11月の運用日は29日です。はほぼ毎日運用されていました。
12月の運用では、まだかなりの局が呼んでこられましたからQSOできずにがっかりされた局もたくさん残っておられたように思います。
 1年間の運用でした。準備から後始末まで 新潟県支部長のJR0BAT 小川さんに感謝しつつ報告を終わります。
なお、最多交信局等の個人に関するデータについては割愛させていただきます。

JAN FEB MAR APR MAY JUN JUL AUG SEP OCT NOV DEC
運用日数 14 6 6 8 6 3 4 8 6 14 29 10 114
交信局数 373 185 589 172 492 185 256 284 124 361 156 484 3661

編集後記
また また またも半年ぶりの会報発行になってしまいました。いつもごめんなさい。
 今回は 長岡開府400年のJARL記念局 8N0400Nの交信結果などを中心に報告させていただきました。表ばかりの紙面になってしまいました。また、私の個人的な見解を好き勝手に書かせていただきました。ごめんなさい。
 データと言えば、見ていて楽しいというか暇つぶしになるものがありますので紹介させていただきます。
https://igc.arrl.org/leader-board.php がアドレスです。ARRLのLoTWのデータを基にした世界の無線局のQSOデータを加工しています。{Logbook of the Worldとは? Logbook of the World(LoTW・世界のログブック)は,ARRL(American Radio Relay League・米国アマチュア無線連盟)が世界中のアマチュア局を対象に運営しているQSOログのデータ・バンクです.}QSLカードでのQSO確認は、LoTWに上げた交信局同士の双方のQSOデータが合えばQSL交換したとみなされます。またデータを集計することによりJA0DETがどんな風に無線を遊んでいるかなどがわかるようになっています。具体的な交信状況は本人以外はもちろんわからないようになっています。
 Call SignにJA0DETと入力し Call Search ボタンを押すとJA0DETの運用状況の概要がわかるようになっています。世界の中でのRankもわかります。ARRLのLoTWのデータをそのまま使っていますので登録していなければなりませんが。
いろんな方のCallをサーチしてみたら暇つぶしにはなりますよ。
 JARLの役員は 一体どのくらいヒットするのでしょう。私はがっかりすると悪いのでやりませんが。
                                                               DE JA0DET