JARL上越クラブ

第56回通常総会（4月20日）

毎年恒例のクラブ総会は、本年も上越市市民プラザにて開催され、会員20名が出席しました。永年在籍者表彰では、クラブ設立時から55年会員を継続している方をはじめ、15名が表彰されました。またロールコール皆勤者表彰では、35年連続皆勤賞を達成された方がいました。
総会では、高田開府400年記念運用などの本年度事業計画・予算が承認され、本年度より開始する、クラブ備品の会員への貸出制度も承認されました。
なお、今年度より総会の要綱を出席者だけでなく会員全員に事前配布することとなりました。

第1回高田開府400年記念移動運用（6月21日・22日）

2014年は新潟県上越市に高田城が築城されてから400年に当たり、市内では様々なイベントが催されています。当クラブでもこれを記念し、新潟県上越市吉川区の「スカイトピア遊ランド」にて1泊2日の日程で記念移動運用を行いました。参加者13名で主にHF帯にて運用を行い、全国の276局の方々と交信いたしました。交信いただいた方には特別デザインのQSLカードを発送いたします。

また、蕎麦打ち体験やパソコン講習会なども併せて催しました。

なお、高田開府400年記念移動運用に伴い、JARL上越クラブのホームページに特設ページを設置しました。 （当該ページの更新は2014年12月31日をもって終了しました。）

事業所見学会（8月8日）

当クラブでは、2012年より毎年夏に電波や電気工学にゆかりのある事業所への見学会を実施しています。本年は、陸上自衛隊高田駐屯地へ見学へ伺いました。駐屯地内の郷土資料館を見学したほか、バスの車窓より校内の特殊車両などを拝見しました。駐屯地の歴史について説明を受けたり、自衛隊の無線設備について解説していただいたりするなど、貴重なお話を多々お聞きしました。

納涼会（8月30日）

高田ターミナルホテル1階の「旬魚料理と地酒の店 大黒屋」にて納涼会を開催しました。会員12人の参加があり、当クラブの記事が掲載された古い雑誌の紹介があるなど、盛り上がった会となりました。

第2回高田開府400年記念移動運用（9月20日）

6月21日・22日に引き続き、高田城築城400年を記念した2回目の移動運用を開催しました。今回の移動運用の会場には新潟県上越市岩木の「NIKU-TANAバーベキューガーデン」を選び、クラブ会員7名でバーベキューを行いながら楽しく無線運用を行いました。コンディションがやや不安定で交信局数はあまり伸びなかったものの、天候に恵まれ、移動運用やLCRメータについての勉強会も行うなど充実した会となりました。
交信していただいた皆様、ありがとうございました。当クラブより記念デザインのQSLカードを発送いたします。

なお、クラブ員専用ページのアーカイブコーナーにて当日の動画を公開しています。（2014年11月19日追記：12月10日更新）

クラブミーティング・技術研修会（12月7日）

午前中に行われたクラブミーティングは、これまでのミーティングとは趣向が異なり「各局の所蔵する名品・珍品発表会」というテーマで開催され、12名の参加がありました。OMの方から開局当時のYL局創生記をまとめた新聞や雑誌記事について説明していただいたり、別の方からはネットを利用した自宅のリグを遠隔制御するシステムの実演も行われ、参加者を唸らせました。さらに、最近入手したという超弩級アンテナチューナーを紹介した方もおり、これも参加者を仰天させました。このほか、1950年代のスプリングカメラや歌手の写真とサインが盤全面に印刷されたレコード盤が紹介され、ベータビデオの全盛期に製作された「上越クラブ沿革史」の映像放映もありました。
※「上越クラブ沿革史」の映像はクラブ員専用ページでも閲覧できます。

午後の技術研修会は8名の参加があり、日置電機製のアナログテスタキット「Kit Hi Tester」の組み立てを行いました。ハンダゴテは35年ぶりとの方もいらっしゃいましたが、 無事に終了しました。

北陸新幹線長野-金沢間開業記念特別局の運用（1月30日〜2月9日）

2015年3月14日に予定される、北陸新幹線（長野新幹線）の長野駅・金沢駅間延伸開業を記念し、日本アマチュア無線連盟（JARL）信越地方本部は1月1日から3月30日までの期間、「北陸新幹線長野-金沢間開業記念特別局」（コールサイン：8N0E7K）を設置しました。新規開業区間沿線の新潟県上越市を本拠地とする当クラブでは、1月30日から2月9日まで記念特別局の運用を受託し、会員各局の持ち回り運用のほか移動運用も行いました。

なお、記念特別局運用に伴い、JARL上越クラブのホームページに特設ページを設置しました。 （当該ページの更新は2015年2月20日以降休止しています。）

2月7日には、北陸新幹線上越妙高駅（3月13日までは脇野田駅）構内にて移動運用を行いました。当日は新規開業区間の一般試乗会が行われ、試乗新幹線に乗車した泉田新潟県知事が乗車前の空き時間を利用し、「一日クラブ員」として記念特別局を運用しました。泉田知事は13時12分〜55分の間、7MHz帯にて計31局と交信し、その様子が地元のメディアで報道されました。

また、2月8日には上越妙高駅付近に位置する上越市ラーバンセンターにて移動運用を行い、数多くの局からお声がけいただきました。交信してくださった皆様、ありがとうございました。

※なお、クラブ員専用ページのアーカイブコーナーにて記念特別局移動運用の映像を閲覧できます。