W からの運用記 by JA3VXH

W からの運用記

JA3VXH

西宮クラブ会報 (2002 年 10 月) より転載


第 1 日目 (9 月 13 日)

8:00 JST 頃から 21, 14 MHz を聞き始めたのですが、何にも聞こえません! あれやこれやと用事を片付けながらのワッチでしたので、 結局、10:00 JST 頃に、 日本語訛の英語で神戸の震災の話をしている局を聞いただけでした。 E-mail で JH3AWA に翌日 10:30 AM に 21 MHz に出る旨、 連絡して本日終了となりました。

第 2 日目 (9 月 14 日)

朝早く起きて (本当は時差ぼけで早く目がさめただけです) 7 MHz を聞いたのですが、 たくさんの JA の SSB, CW (和文) が非常に弱く聞こえています。 そのうち JA0 の局の CQ DX を発見したので呼んでみましたところ応答あり! 信号も結構強かったのですが、リグを聞いて納得しました。

1 KW に 4 エレ八木……強いはずです……

その後、重要な仕事である「お買い物」

8:00 JST 頃から、21 MHz を聞き始めたのですが、JA3BOA が一番強い! といっても聞き始めた段階で聞こえていた JA は JA3BOA のみでした。 QSO 後、別の周波数で CQ を数回出したのですが、 QSO できたのは神戸市の局1局のみでした。 やっぱり Activity が低いのでしょうか? それとも朝型の日本人が減ってしまった?!?!

食事を済ませて 10:30 JST に約束の周波数で CQ を出すと、 早速応答がありました。 JA1GFA/3 黄地さん……強いです。 黄地さんによると、メールに書かれていた時間がなんと午後 10:30 !? おかしいと思って午前 10:30 に聞いてみたら、 私の CQ が聞こえていたので呼んでいただけたようです。 その後、クランクアップタワーをわざわざ伸ばしていただいた JJ3VPY が出てきましたが、少々黄地さんより弱い。 続いて出てきた JH3AWA はもっと弱い。 2 エレ CQ はよく働いております。 急遽、翌日も出ることにし、時間を 10:00 JST に変更しました。 US の局が「この週末はコンテストや!」と言っておりましたので、 少々心配ですが……

どれぐらいで入感していたかは、ビデオに録画しましたのでぜひご覧ください。

第 3 日目 - 土曜日 (9 月 15 日)

前日の 7 MHz があまりにも受信悪かったので、 考えられる理由の一つを解消すべく、 ダイポールのエレメント方向を変更して、 ビーム方向を JA にしたのですが、 どうもコンディションがよくありません。 結局、2 局と交信したにとどまりました。 3.8 MHz は何にも聞こえませんでした。

午前中は Tacoma の HamFes に行ったのですが、 関ハムの 1/5 ぐらいの規模で、特に見るべきものはありませんでした。 ただ、無線免許の試験が行われていたのですが、 結構 10 歳台の受験者が多かったのが印象に残りました。

10:30 JST のスケジュールまで時間があったので、昼食のときに、 昼食のピザといっしょに缶ビールを飲んだのが大失敗で、 2 時間も昼寝をしてしまいました。 おかげで、2 日間の時差ぼけ解消の努力が水の泡となってしまいました。

スケジュールの時間の少し前に 21 MHz をワッチすると、 日本の局の CQ Contest がよく聞こえています。 XPO コンテストだとはわかったのですが、 邪魔をするのも悪いのでおとなしく聞いておりました。 21.373 MHz で CQ を出すと早速 JA3PRM 鈴木さんが呼んできていただけました。 信号は強かったです。 その後、JR3WWS (信号を聞いたのは何年振り???)、JJ3VPY, JH3AWA, JA1GFA/3, JS3RKT, JL3DGI, JA3SY 各局と QSO いただきました。 コンディションが悪くなったのでラウンド QSO を終わった直後、 JH3AWA を呼ぶ局がいましたのでよく聞くと、 なんと JA3GLV 黒瀬さんではありませんか! 信号は宝塚に届く強さより、アメリカにもっと強く入感していました。 その日の夕食は、近くのメキシコ料理でした。

第 4 日目 - 日曜日 (9 月 16 日)

天気は大雨との天気予報に反して霧雨状態です。 予報によりますと月曜日と火曜日が大雨に変わっていました。 (帰る日が雨とは……) 7 MHz で JA 向けのベストタイムの朝 6 時に起きるつもりでいたのですが (勝手に目がさめると信じてましたが)、 なんと目がさめたらすでに 8 時! 完全に寝過ごしてしまいました。 JH3AWA と AWARD のために QSO したがっている KB5YQ に 00Z に 21 MHz で JH3AWA が出てくる旨伝えたのですが、昨日の JA 各局との QSO も聞いていたそうで、 KB7OBU は聞こえたが JA は聞こえなかったとのことでした。

朝から少し歯痛を感じます。 こちらにくる前にも痛かったので歯医者に行って治療を受けたのですが、 これが裏目に出たのかもしれません。

最後の買い物も終了して、現地時間の 16 時ごろから 21 MHz を聞きますと、 日本の局が大変強力です。昨日よりも良さそうです。 約束の時間の少し前に、 約束の周波数を聞くと USA 国内で何かのネットをやっています。 仕方がないので、約 3 KHz 上で CQ を出すと、 JA ではなく KL7 (アラスカ) から応答がありました。 普通に QSO していると、 「この周波数使っています」と英語でアナウンスする局がいます。 ヤバイかなと思っているとどうも黄地さんのように聞こえましたので、 早々に QSO を終了し「QRZ JA」を出すと JJ3VPY、JA3GFA/3、JH3AWA、JL3DGI と順に呼んでいただけました。 信号は昨日よりは少し強い感じです。 ラウンド QSO を終了して、夕食の時間になり QRT しました。

ここでもパケットクラスタ

約 30 分後にリグの前に戻ってみるとまだ JA が聞こえています。 試しに CQ を出してみると応答がありましたので QSO して、 また CQ を出す繰り返しを 3 回ぐらい続けたところ、 突然パイルになってしまいました。 ローカルの DXER も呼んでこられて、 パケットクラスターに情報をあげていただいた様です。 ただの KB7 なのですが、46 局と QSO することができました。 本当にパケットクラスタでワッチしておられる方が多いものだと 感心いたしました (人のことは言えませんが)。 それにしても、 DX 局が日本語をしゃべれるとなると呼ばれる (別の言い方をすれば英語しかしゃべらない DX は呼ばない) 日本の局が結構ワッチしているものだと、感心しました。 KH2 とは違いただの USA ですので、 2 回に 1 回は名前と QTH をアナウンスしながらの QSO となりました。 また、よく言われているように、自分でワッチせず、 クラスターをワッチしている方が結構いることもわかりました。

なるほど

今回ほど USA から多くの JA と QSO できたのは初めての経験でした。 そこでわかったのは、パワーとアンテナの差が歴然と判るということです。 同じ程度のアンテナを使われているときに 50 W, 100 W, 200 W, 500 W は はっきりと違いがわかりました。 順に言うと、「ノイズすれすれ」、「何とか QSO できる」、「ちょっと余裕」、 「強い!!!」こんな感じです。 アンテナについては、 意外とキュビカルクアッドを使用しておられる局がよくいらしゃいました。 総じて、ループ系のアンテナの信号がよく入感していたように思います。

またしても時差ぼけ

今この文章を書いているのは、ベッドの上なのですが、 現地時間は 15 日午前 1 時! 昨日はばっちり寝れたのですが、 今日は疲れていたのと昨日の寝過ごしを防ぐため 9 時に寝たのが まずかったようで 12 時に目が醒めてしまいました。朝まで長そうです……


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