第17回京都CW愛好会定期総会を終えて



第17回京都CW愛好会総会を終えて

  京都CW愛好会定期総会は、5月12日城陽市・文化パルク城陽で
開催され、上程された下記議案はそれぞれ可決・承認を得ましたこ
とを先ずご報告します。
  毎年申し上げていますが、長いトンネルに入ったアマチュア無線の
前途には未だ一筋の光明すら見いだせない困難な状況下にあり
ます。このような低迷下にあっても、KCWAの13年度事業計画
が完遂できましたことは会員皆様のCWに取り組まれた熱意の結
果と感謝しています。以下に事業計画全体を総括し来年度実施に
際しての参考に供したい考えています。JARL京都府支部よりの
要請で初めての試みで参加した、昨年10月鴨川河原の「京都ま
つり2001」では、ハム以外の一般市民を対象にCW運用の実技
公開をしました。予期以上の効果があったと思いますので、機会が
あれば今年も参加したいと考えていますので会員のご協力をお願
いします。続いて11月初頭、船井郡日吉町「府民の森」で開催さ
れたハムの集いには、4,630KHzによる非常訓練のほか1,9MHz
のJARL特別局の移動運用をも実施しました。この催しには絶え
て久しかった1泊2日の移動運用であり、会員相互の一層の親睦に
寄与できたと喜んでいます。KCWA−CWコンテストではここ数年
の懸案でありましたKCWA仕様コンテスト審査用ソフトが充分使
用に耐えるまでに改訂して頂きました。その結果は、入力ミスの
激減、入力の省力化、審査時間の短縮効果以外にもコンテストの
信頼性を確立できたと自負しています。
  ただ惜しむらくはコンテストに参加する会員数が少ないことが残念
です。 CW−QSO教室と上級ハム国試対策講習会はほぼ例年
とうりの参加者数を数えました。問題点としてはQSO教室に参加
した局のコールサインが殆ど聞こえていない実情からアフターケ
アーの方法についても検 討する課題です。なお、これら二つの
事業については、関西地方本部の関西ハムゼミナールの教育・
育成部門の行事計画の一環を担っています。
  以上縷々述べましたが、アマチュア無線に活力が漲っていた昔日
の姿を取り戻すために私たち一人ひとりが努力しようではありませんか。

平成14年5月20日
JF3AEM/梅村成浩



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