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私JI0BYHは去る3月10日3アマ国家試験を受験し、3月18日に合格しました。それをうけて3月25日に3アマ従事者免許の申請を郵送で提出し、4月6日に3アマの従免を手にしました。
そもそもの受験のきっかけはというと、4アマの資格を取得して8年あまりを経て30代になった今、何か形に残る記念になればと思い決心しました。3アマの受験の重要なポイントはなんと言っても通信術(モールス符号の受信)だと思います。 今までスピーカーから聞こえる音声は、人の声と音楽しか聴いた経験しかない私にとって数々の苦労がありました。ここではモールスの3アマ合格までの受信練習の苦労話を中心にお話したいと思います。
まずミズホのピコモールスからはじめた合調法は前から知っていたが、いざモールスの独特な「ピピピピー」という音を聞くと、まずイライラして耳鳴りのようなものが頭の中をくるくる回ってまるっきし受けつけない。そこで大半の人が挫折するところだと思う。
最初からそんな具合であった。そこでピコのスピードを毎分15字程度のレベルに落としてから、短点のみの符号と長点のみの符号から単語帳を見ながら覚えていった。ピコモールスは文字の短点と長点の組み合わせが似たような符号が、4〜5字くらいランダムにまとめて練習する事ができるので、その機能を使い計画的に受信練習をして活用した。1日20分程度の受信練習とわからない符号を単語帳で確認する。 約2週間程度の練習ポイント ・苦手な符号は覚えるまでトンツーを口に出して覚える。 ・時間を決めて計画的に!長時間ダラダラしない事。 ・生まれて初めてモールスを聞く人はモールス拒否症になりやすい。 聞くとイライラしたり、耳鳴りがする。そのためあまり長時間の練習は無理である。 初めの2週間の間に苦手な符号が絞り込めた。 「V」=「トトトツー」
「P」=「トツーツート」 「W」=「トツーツー」 「X」=「ツートトツー」 「Z」=「ツーツートト」 「C」=「ツートツート」
「Y」=「ツートツーツー」といった具合でした。 あまり一日中部屋に閉じこもってばかりすると気分が滅入るので、三条のビッグウェーブ店長のJHφRRT小塚さんとお茶を飲んだり、モールス受信の練習方法について相談してもらったり、週末の時間があいたときには、ハンディ機とバッテリーなどの機材を携えて、雪の状態を見ながら天気が晴れていれば水道山公園まで徒歩で移動運用していた。
最初の2週間は夜中にピコを使うと煩がられるので、朝早く起床しイヤホンを使って小さくなって練習していた。2週間くらい経過するとモールス拒否症なるものがいくぶん改善される。耳が慣れてきたのだろうか?ピコの信号に反応させてランダム受信の練習をする。判別できない符号は文字として書かずに符号を書き取り後に、単語帳を見ながらトンツーを口に出して覚えるまで繰り返す。 しかし先にあげた符号はなかなか判別できない。いつまでたっても進歩がない。受験票が届くまでにはどんな符号も聞き分けられるようになりたい。でも願書を出した以上途中で投げ出すわけにはいかない。そんな風に考えていると気分が滅入ってくる。すると雪の中片道30分車を転がして三条まで行って来る。そこでCQモールスカセット3級国試編のテープを購入。ビッグウエーブ店長小塚OMのモールス受信の苦労話を聞きながらストレスを解消していた。
買ってきたテープは一つの電文が約2分間であるが、ここで問題が発生。1分間25文字だけかと思っていたが途中で1分間30文字の電文があることがわかった。聞いてみるとスピードが少し早い。これは25文字より少し早い30文字にピコを調整した。スピードが変わるとまた符号が聞き取りにくくなってしまった。これでまた聞き取れない符号が多くなり練習は振り出しに戻ってしまった。どうしよう。このままでは受験票が届くまでに聞き取れるようになるのか?そこでまた単語帳とにらめっこ。そしてまた問題が発生!「Y」と「C」の聞き分けが何回やってもできない。「Y/C」分離が緊急課題であったのに。また単語帳をよく見てトンツーを口に出す。そんな苦労をしながら毎分30文字のスピードに3週間目にして対応できるところまでこぎつけた。
4週間もすると耳がもう完全に慣れてくる。ここからカセットテープの電文を使用し始める。前には述べなかったが長野での通信術の受験の際、大雨でモールスがまるっきり聞き取れなかった。今度はラジカセのテープの音を完全な状態で聞き取れるようになる。イヤホンなしでスピーカーから練習用テープを聞く。テープは1日60分間聞き、CDROMはパソコンに取り込み1日10分を3回聴いた。テープの本文を初めて聴いたときやっぱり聞き取りのポイントは「Y/C」分離であった。「MY HUSBAND...」を「MC HUSBAND...」とどうしても書いてしまう。またここで単語帳とにらめっことピコの部分練習をする。飽きてくると部屋にある英語ローマ字のすべての文字を、モールス信号に置き換えたりして気分転換をした。
2月下旬頃受験票が届く。もうこの時になるとモールスの練習が楽しくなる。受信練習をしていても信号を聞くと自然に体が動いて文になるのが分かる。何か自分の能力が向上したような達成感がある。しかし、あせって書くときは「Y/C」の病気がいつ出るとも限らない。落ち着いて正確に書き取る事だけを考えるように頭を切り替えた。次は学科の洗い出しであった。
学科の法規の大筋は4アマとあまり変わらないが、郵政省から総務省に変更されている所くらいであった。後は意外と忘れているのが工学の問題であった。昔はこれでよく4アマを取ったもんだなと自分のレベルの低さに呆れてしまった。4級の頃の解説付問題集を引っ張りだしては、忘れていた問題をノートに書いて、答えを調べて答えのパターンを暗記した。
ー 以下次号へ ー
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