あれは5月の連休を過ぎた頃だったでしょうか。市役所に勤めている親類のせがれが、「今度ライオンドーの跡に市民交流センターができるガーロモ、おじさん達の無線クラブもイベントだけでもいいスケェ参加してクン社?」と話をかけてきたのです。

話の内容をよく理解しないままに、協力してやれば親類のせがれも助かるだろうと思い、参加団体の打合せ会が5月21日にあるということだけを頭に入れて、さっそく大関会長に連絡しました。
会長をはじめ役員の皆さんには時間がないなか無理をしていただいたと思いますが、「お知らせ版」を2回も発行し臨時ミーテングを開催する等、手際よく参加体制づくりをしてもらいありがとうございました。
そして、7月3日にオープンし11日まで開催される市民交流センター「ネーブルみつけ」のオープニングイベントには72団体が参加し、見附アマチュア無線クラブも「進め!電波おやじたち」をタイトルに10日11日の両日にJH0YXLの公開移動運用を行うことになったのです。

7月10日9時、ネーブルみつけの指定ブースでは既に機械が搬入され8人のメンバーが設営に集合しました。まず、アンテナは屋上駐車場の構造物をうまく利用して7MHzDPとV・U2バンドGPを架設。2本のケーブルをブースに引き込み、リグにケーブルと電源を繋いで無線局の完成です。
公開運用なのでクラブの桃太郎旗を立て、壁面は2枚のクラブ旗とJR0GSJ局が獲得された2004 FIFAワールドカップCアワードと記念QSLカード10枚で飾りました。
その前の机には昔懐しいマジックアイ付5球スーパーやループ型鉱石ラジオ、ゲルマラジオ・100円ラジオでスピーカーを鳴らす。更にはC-78、TR-2300、RJX-601など往年の名機や各種測定器類を陳列し、JARL NEWS・JH0YXL会報・CQ誌等を並べてブースづくりも完成しました。
ブースは周囲から多少のQRMがありましたが、冷房の効いた室内で快適なオペレートができました。いつも悩まされる7MHzの周波数確保も成功して、ネーブルみつけのオープンを全国へもPRすることができました。
ところが、午後になって思いがけない事態となつたのです。突然に黒雲が頭上を覆い、激しい雷雨がはじまりました。引き込んだケーブルを伝って雨水が侵入するため、やむを得ずケーブルを抜いて天窓を閉めなければなりませんでした。天候の急変により来館者も少なくなり、私達「電波おやじ」は予定を切り上げて第一日目の公開運用を終了するしかなかったのです。明日はどういうことになりますやら‥‥

さて第2日目、昨日からの豪雨は朝から徐々に止み、日曜日とあって人出が増えてきました。展示物は FT-101EとそのシリーズFV-101B・FTV-250・650B、それにTS-520X・9R59・電鍵・ARDF受信機V・Uアンテナが加わり賑やかです。
昔、ラジオを作ったことのある人や、登山の時無線をしたい人からの質問がありましたが、一番期待していた中学生・高校生の姿はちらほらで会員の勧誘までには至りませんでした。しかし、館内の多くの趣味ブースの中では異色の存在であり、一般市民の方へは関心を示してもらうよい機会だったと思います。
時間となり、会場から撤収。その後、いつもの「海老名」において打ち上げ会を行いました。