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■ 40名の受講者を集めてマイクロ波入門講座を開催!
 JARLマイクロ波委員会は、1月18日、東京・巣鴨のJARL事務局会議室で、40名の受講者を集めてマイクロ波入門講座を開催しました。
 JG1QGF種村陽亜委員長の開会挨拶、マイクロ波帯アマチュアバンドの現状紹介の後、JH1UGF槇岡寛幸委員による「マイクロ波帯の楽しみ方」では、マイクロ波帯の機器や測定器に関する知識や、マイクロウエーブに関するさまざまな情報が得られる、ミーティングやインターネットホームページ、メーリングリストなどの紹介がありました。
 昼食の後、JARL事務局のある第一松岡ビル屋上に移動し、委員会委員による2400MHz帯〜24GHz帯の運用実演がおこなわれました。大小さまざまなパラボラアンテナとトランスバーターで楽しむ交信に出席者は興味津々のようす。約30分間の交信実演は大盛況でした。屋上での交信実演の終了後、会議室に戻りJA1MTL明山 哲委員による「マイクロ波帯の伝搬」の説明があり、明山委員の講義ではマイクロ波帯の伝搬について、業務用マイクロ通信回線設計のノウハウを生かして、非常にわかりやすい語り口でていねいに詳細に説明し、出席者の好評を得ていました。
 続いて、JF1VAS成澤 融委員による「アマチュアテレビの楽しみ方」では、マイクロ波帯のおもしろさを象徴する運用方法の一つ「アマチュアテレビ」(ATV)を素材として、マイクロ波の楽しみの一端を紹介。最後にマイクロ帯の免許申請に関して、滝本和男TSS(株)保証事業部長による「変更申請書の書き方」と題する講義があり、1月13日から施行された電波型式の新表示についてや一括記載コードに関する説明があり全講義を終了。
 なお、マイクロ波帯委員会では、今回と同様に入門者を対象とした「マイクロ波帯入門講座」の開催を6月下旬に予定しています。次回の開催の日程や概要などは、決まりしだい本ホームページや、JARL NEWS誌上、CQ HAM RADIO誌上などで紹介します。