第32回電信電話記念日コンテスト規約
- 主な変更点:
- ・副賞の贈呈を取りやめます。
- ・070、080、090と同様に050のシングルオペ局についても運用場所の変更を可とします。
- ・書類提出期限を11/23(祝)に変更します。
- ・郵便物の確認が困難な状況のため、電子ログ書類のみ受け付けることとし、印刷書類の郵送受付と結果のSASE返信を取りやめます。
- 移動運用やマルチオペ種目は従来通りの規約で開催します。参加者は、新型コロナウィルスの感染防止対策を改めて徹底してください。
※年月日のほか、アンダーバー箇所が昨年規約からの主な変更点です。
印刷用規約(PDF)
主催
- NTT横須賀通研アマチュア無線クラブ(JR1YRI)
【JARL登録クラブ:NTT R&Dハムクラブ(11-3-28)】
開催日時
- (電信電話記念日)2020年10月23日(金)18:00〜24:00(JST)
参加資格
使用周波数
- (1)HF(1.9/3.5/7/14/21/28MHz帯アマチュアバンド)
- (2)V・UHF(50/144/430MHz帯アマチュアバンド)
- なお、電信(CW)および電話(AM、SSB、FM)による各アマチュアバンドにおける使用周波数帯は、1.9MHz帯は(CW)1907.5kHz〜1912.5kHz、3.5MHz帯から430MHz帯はJARL主催コンテスト使用周波数帯の指定によるものとする。
参加部門および種目(注1)
部門 | 種目 | コードナンバー |
一般 | 電信 | シングルオペ | HF | GCSH |
V・UHF | GCSV |
オールバンド | GCSA |
マルチオペ | オールバンド | GCMA |
電信電話 | シングルオペ | HF | GXSH |
V・UHF | GXSV |
オールバンド | GXSA |
マルチオペ | オールバンド | GXMA |
NTT | 電信 | シングルオペ | HF | NCSH |
V・UHF | NCSV |
オールバンド | NCSA |
マルチオペ | オールバンド | NCMA |
電信電話 | シングルオペ | HF | NXSH |
V・UHF | NXSV |
オールバンド | NXSA |
マルチオペ | オールバンド | NXMA |
- (注1)オペレータがNTTグループ各社の社員、OB、およびその家族のみで構成される参加局(シングルオペ局、マルチオペ局の如何を問いません。以下、NTTグループ局と総称します。)は、NTT電信部門およびNTT電信電話部門に、NTTグループ局以外の局は一般電信部門および一般電信電話部門に参加できます。
交信方法
(呼び出し)
- 電信:「CQ NTT TEST」「CQ TEST」
- 電話:「CQ NTTコンテスト」「CQ コンテスト」
(コンテストナンバーの交換)(注2、注3、注4、注5)
- 「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「下記に示す(1)から(3)の電気通信番号の内のいずれか1つ」+「N(NTTグループ局のみ付加)」
- <電気通信番号>
- (1)運用場所における固定電話の市外局番(先頭の0を含む2〜5桁)
- (2)運用場所で利用しているIP電話の電話番号の上位3桁(050)
- (3)運用場所で利用しているPHSまたは携帯電話の電話番号の上位3桁(070、080、090の内のいずれか1つ)
- (注2)参加局は送信する電気通信番号として上記(1)〜(3)の中からいずれか1つを選択するものとし、コンテスト中における番号の変更は認めません。
- (注3)マルチオペ局は、すべてのオペレータが同一の電気通信番号を用いるものとします。
- (注4)市外局番割り当てのあるIP電話(「ひかり電話」など)の電気通信番号は市外局番を用いるものとします。
- (注5)NTTグループ局が電信でナンバーを送る場合は、送信ナンバーの最後の「N」を数字の「9」と混同しないように、「N」の前に「/」を挿入してください。(例)「599046/N」
- (参考)市外局番などの電気通信番号の指定状況は、総務省のホームページなどでご確認いただけます。
(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/tel_number/number_shitei.html)
(複数の運用場所からのコンテスト参加)(注6、注7)(別表1)
- (1)電気通信番号として050、070、080、090のいずれかを送信するシングルオペ局については、コンテスト中における運用場所の移動、変更を認めます。
- (2)上記(1)以外の局は、常置場所以外に移動しての運用は可能ですが、コンテスト中における運用場所の移動、変更は認めません。
- (注6)なお、常置場所以外に移動して運用している局は、コールサインの後に移動先のコールエリアを示す番号などを送出してください。(例)JR1YRI/9(電信の場合)、JR1YRIポータブル9(電話の場合)
- (注7)なお、常置場所以外の1箇所にのみ移動して運用する局は、コンテストナンバーとして使用する電気通信番号として、上記「コンテストナンバーの交換」項に記載の(1)〜(3)の内のいずれか1つを用いることができます。
得点およびマルチプライヤー
(得点)
- (1)コンテストナンバーの交換を完全に行ったNTTグループ局との交信を2点、NTTグループ局以外との交信を1点とする。
- (2)ただし同一バンド内における同一局との重複交信は、たとえ自局あるいは相手局の運用場所や電波形式が異なっていた場合であっても、1交信のみを得点とし、それ以外は0点とします。
(マルチプライヤー)
- コンテストナンバー交換を完全に行った相手局から受信した異なる電気通信番号。
総得点の計算
- 各部門種目共に、「各バンドにおける得点の和」×「各バンドで得たマルチプライヤー数の和」を総得点とする。
交信上の禁止事項
- (1)クロスバンドおよびレピータによる交信
- (2)コンテスト中における送信する電気通信番号の変更
- (3)マルチオペ局の複数地点からの運用
- (4)コンテスト中の運用場所の変更(電気通信番号として050、070、080、090のいずれかを送信するシングルオペ局を除く)
書類提出
- (1)NTT R&DハムクラブのWEBサイトで公開している本コンテスト専用の「電子ログ作成・提出支援ツール」を用いた電子ログ書類のWEB提出を推奨します。電子メールで提出する場合は、JARL主催コンテストにおける所定の様式で作成した電子ログ書類(https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/e-log.htm)をテキストメールまたは添付ファイルとして電子メール提出先アドレスに送信してください。
- (2)上記(1)の電子ログ書類のみを受け付けることとし、郵送による書類提出は受け付けません。
- (3)書類はいずれか1つの部門種目に提出してください。なおコンテストの審査対象とすることを希望しない交信については、チェックログとしての提出を推奨します。(チェックログ希望分は、サマリーシートの意見欄にその旨を明記してください。)
- (4)同一オペレータが複数の参加局、例えばシングルオペ局とマルチオペ局などの間で掛け持ち運用を行った場合は、同一オペレータが複数の審査対象参加局の間で重複しないように、いずれか1つの参加局からのみ審査対象書類を提出してください。
- (5)常置場所以外に移動して運用した局は運用場所が属するコールエリアを書類に明記してください。なお本規定に従って運用場所を複数のコールエリアにまたがって移動、変更した局は、すべてのコールエリアを書類の意見欄に列挙してください。
- (6)コンテストに対する皆様からのご意見やご感想もサマリーシートの意見欄に是非お書きください。後日結果発表時にコンテストコメント集として取りまとめて公表させていただくとともに、今後のコンテスト運営に活かさせていただきます。
- (7)提出締切日:2020年11月23日(祝)(電子ログ書類到着)
- (8)提出先
賞
- (1)すべての部門種別毎に参加局数の10%以内でかつ最大3位までの順位の局に賞状を贈ります。参加局数が10局未満の場合には1位局のみに賞状を贈ります。
- (2)上記(1)に加え、各部門ともシングルオペV・UHF種目では、運用場所のコールエリア毎に参加局を区分した範囲でも、上記(1)を適用します。ただし、重複して賞を贈る局の賞状は1枚にまとめる場合があります。
- (3)コンテスト中において本規約に従って2つ以上のコールエリアにまたがって運用場所を移動、変更して運用した参加局は上記(2)の対象外とします。
失格事項
- (1)本規約に定める事項に違反した場合
- (2)その他JARL主催コンテスト規約に準ずる失格事項
結果発表
- (1)2020年12月頃にNTT R&DハムクラブのWEBサイトで公表します。
- (2)電子ログ書類提出局には、電子メールで結果をお知らせします。
その他
本規約に明記なき事項についてはJARL主催コンテスト規約に準ずるものとします。
本規約や過去のコンテスト結果、および本コンテストに対応可能なコンテストロギングソフトzLogの設定方法、設定に必要なCFG、DATファイルを、NTT R&DハムクラブのWEBサイト(https://www.jarl.com/nttrd/)にて公開しておりますので、是非ご活用ください。
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(別表1) 送信する電気通信番号と運用場所の変更可能条件の対応
送信する電気通信番号 | 電気通信番号の変更 | コンテスト中の運用場所の変更 |
運用場所における | 固定電話の市外局番 | 03、046、076、0422など | 不可 | 不可 |
運用場所で利用している | IP電話の電話番号の上位3桁 | 050 | 不可 | シングルオペ局:可 マルチオペ局:不可 |
PHSまたは携帯電話の電話番号の上位3桁 | 070、080、090 | 不可 |
- マルチオペ局は、すべてのオペレータが同一の電気通信番号を用いるものとします。