技術講習会
D-STAR講習会 + アンテナ製作教室

2015年2月22日(日)
倉敷市 茶屋町公民館

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 JARL岡山県支部は、2月22日(日)、倉敷市茶屋町公民館で、技術講習会を開催しました。
 今回は、午前中にD-STAR講習会、午後からはアンテナ製作教室という、ちょっと欲張りなメニューでしたが、多くの方にご参加いただき、内容の濃いものとすることができました。


 JARL岡山県支部


D-STAR講習会
10:00〜12:00
 


◆D-STAR講習会に参加された皆さん
公共交通機関を利用できる会場設定としたところ、
大阪や徳島など、遠方からも多くのご参加をいただきました。
 参加者 13名


 



◆参加者自己紹介
 まずは、参加者の自己紹介から始まりました。
 JR瀬戸大橋線・茶屋町駅から300mの会場設定は、岡山県外からの参加者に好評でした。
 
 2時間が、あっという間に過ぎ、実際にD-STARによる交信の実演ができなかったのが残念でした。
 皆さん、次回はD-STARでお会いしましょう!

 講師は、JH4LPY梶田英司さん

 


アンテナ製作教室
13:00〜15:30

 
◆アンテナ製作教室に参加された皆さん
午後から行われたツェップアンテナの製作教室にも
多くの方に参加をいただきました。
昨年に引き続き岡山県外からの参加者や
午前中に引き続いて参加される方もおられました。
参加者 20名

※ 天井には、テーブル上が見られるよう鏡が付いている。

 
 

◆開会あいさつ
  JR4XEY 大崎二郎
  JARL岡山県支部長
 
 

◆教室開始
  まずは、アマチュア無線家らしく、アンテナの動作原理からお勉強。
  今日は、7MHzまたは14MHz用のアンテナを作ります。
 

◆理論解説
  ツェップ・アンテかは、ハシゴ・フィーダーで給電するんだけど、今日製作するアンテナは、同軸ケーブルで給電するので、正確にはツェップアンテナとは言えません。
(→ エンド・フィード・アンテナ)

 講師は、JA4WSH田中明彦さん

 
 

 ◆製作の注意点
  使用する部品について、材料調達担当のJH4TYE平野耕平さんが説明。
 コンデンサの代わりに、同軸ケーブルを使用したのが特徴です。
 

◆製作開始
  まずは、コイル巻きからスタート。塩ビ管に、Φ1.6mmウレタン線を巻いていきます。
 
 

◆同軸コンデンサの製作
  コンデンサとして同軸ケーブルを使用。発熱による容量変化が軽減できるメリットがある。
 

◆LCメータで容量を確認
  今回の技術講習会では、測定器の使用方法を学ぶこともポイントです。
 容量を確認しながら、少しずつ切り詰めていきます。切り過ぎないよ〜に!
 
 

 ◆ハンダ付け
 個々のパーツが出来上がったら、ハンダ付けを行います。
 きれいに作ろうとすると、ちょっとむずかしい!

 

 ◆測定中!
 
二人がかりですると、効率的な場合も・・・。
 

 ◆最終確認
  組みあがったマッチング・セクションをアンテナ・アナライザで測定。
 

 ◆同 上
 さぁ〜て、ちゃんとバンド内におさまっているかなぁ〜?
 

 ◆エレメントの製作
 長いエレメントの切断は、屋外の駐車場で行います。
 雨が降ったりやんだりの中、ちょうどやんでてよかったぁ〜!
 
◆ 完成したマッチングセクション
外側の塩ビ管を取り外した状態。
左端の蝶ネジ部分に、λ/2長のエレメントを付ける。


【注 意】
@ 防水対策を十分に行ってください。
A 塩ビは紫外線等で劣化するため、材質を変えるなど、
垂れ下がりによる事故防止に、各自ご注意ください。


※ 今回製作したアンテナは、技術講習会での製作を
      目的とするもので、材料のみの頒布は行っていません。

 

 
JARL岡山県支部