第4回
電子工作教室 at ライフパーク倉敷
2018年12月9日(日)

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 JARL岡山県支部は、ライフパーク倉敷の倉敷科学センターと共同で、12月9日(日)、「電子工作教室」を開催しました。
 小学4~6年生20名が、初めてのAMラジオの製作にチャレンジしました。
 参加者総数は、保護者や科学センターの職員など、53名となりました。

 JARL岡山県支部


 



◆総合指導者の解説
 13:00、JA4CZM坪井さんの総合解説でスタート。
 工具やハンダゴテの安全な使い方など、工具の名前も知らない子供たちに、どうやって伝えるかが難題です。


 
◆同 上
  「お湯が沸騰する温度は、100℃ですが、ハンダが溶ける温度は、その2倍の200℃以上です。さらに、ハンダゴテの温度は、300℃ぐらいになりますので、よ~く気をつけてください! あやまって火傷した場合は、すぐに水道水と保冷剤で冷やしてください。」


 
 ◆製作開始!
  部品を袋から取り出してくださ~い。小さなものもあるので、無くさないようにお皿に入れてね。
 


 
 ◆サポーター活動開始!
  各テーブルには、サポーターとして、JARL岡山県支部役員と科学センターの職員が入って、アドバイスします。
 ハンダの量や、ICなどの取り付け向きなど、ポイントを指導します。


 
◆ハンダ付け
  ほぼ全員が、ハンダ付けは初めてです。
  抵抗器→コンデンサ→トランジスタ→IC、の順番で取り付けます。
 熱に弱いパーツから始めて、慣れたところで、熱に強い部品に取りかかるように指導します。
 
 


 ◆保護者同伴
  小学生のため、保護者同伴での参加としています。安全のためでもあるのですが、親子の共同作業の工程も出てくるため、親子のふれあいの機会ともなっています。



 ◆パパも真剣
  お父さんも真剣です。



 ◆ママもサポート
  どうしても、サポートが必要な工程が出てきます。そこは、親子の共同作業、「ふれあいタイム」。



 ◆完成まで、あとちょっと
  だいぶ組みあがってきたけど、配線の間違いはないかなぁ?
  電流の流れなどが理解できていないため、思わぬ配線ミスがあります。



 
 ◆受信テスト
  乾電池を取り付けて、スイッチオン! さ~て、音が出るかなぁ?
 「あっつ! なんかしゃべってる! できたぁぁぁ!」
  受信感度の調整用半固定抵抗器を調整して、完成!!


◆ドクター、お願い!
  必ず何人かは、動作しないものが出てきます。そのときは、ドクター役のスタッフが、活躍します。
  大半は、ハンダ付けの不良で、あとはトランジスタやICの取り付け向きの間違い。そして、ごくまれに、部品の不良があります。



 ◆鳴ったぁ!
  自分で作ったラジオから、ラジオ番組が流れてきたときは、この笑顔です! 感じ方は様々かもしれませんが、彼女たちは、2時間前とは違った世界に入ったことは確かです。
 みんなが完成したところで、バーアンテナの向きで、放送局の方向がわかることや、季節や時間によって、聞こえ方が変わることなど、AMラジオの楽しみ方についても教えます。
 そして最後に一番重要なこと、
「アマチュア無線を始めよう!」。



◆ 記念撮影 ◆
みんな、がんばったねー!
スタッフの皆さんも、お疲れ!

小学4~6年生   20名        保護者 20名
JARL岡山県支部等 9名  倉敷科学センター 4名

合計 53名



【サポート・スタッフ】
JH4TYE 平野耕平  JA4CZM 坪井和真  JH4LPY 梶田英司
JR4XEY 大崎二郎  JI4VSH 内田正広   JJ4GHB 内田晴美
JE4LPS 白神和雄  JH4SSC 鍋島公也  JM4VZH 菅紀浩
  
                          ※ 敬称略、順不同。


 
   
 
JARL岡山県支部