TARC NEWS 129号 2006年8月2日発行 http://www.jarl.com/tarc/
TARCNEWSJM1ZOR機関紙

HOMEへ戻る 130号へ戻る 128号に移る

淡路島洲本城跡に全員集合
淡路島洲本城跡に全員集合"

淡路島から四国へ移動運用

名古屋 JA1STY 鈴木 清

淡路島への道案内表示は全くなし
 神戸市内には淡路島への道案内がありません。高速道路にレインボーブリッジみたいな看板がたった2箇所あるだけです。この道で合っているだろうかと心配になりますが、長〜いトンネルを抜けて明石大橋に乗ったことが分かる地点に明石海峡大橋と看板が1枚出てきますが、看板が無くとも前方に淡路島が見えてきました。

 淡路島に到着し、洲本ICのローソンで平野さんがお金を下ろしてから市内に向かいました。集合時間の12時になりましたが腹は減っては・・・。うどんを食べて集合することにしました。うどん屋さんにはなぜかおでんも置いてありました。

今回もループアンテナが活躍
今回もループアンテナが活躍
柏原山頂はVHFもロケーション最高
柏原山頂はVHFもロケーション最高
洲本城跡からQRV
 腹ごしらえを済ませた頃に、先発隊から連絡のあった飲み物を調達して城跡に到着、  早速設営して運用開始しました。ここではループアンテナとワイヤーアンテナで、HF帯の交信局数を増やしました。



洲本海岸の民宿で
 夕方まで運用した後、下山して洲本海岸の民宿はぎはらに向かいましたが、道を間違えてバラバラになってしまいました。我々の車も反対側の市中心部へ出てしまいました。
 無事全員到着し、夕食はウエルカムパーティです。何年ぶりの再会井上さんもお元気でした。今回初参加の池田さんも無線仲間はすぐに仲良くなって酒が?進み、部屋に戻ってからもいつまで話が終わりません。

井上さんもお元気です
井上さんもお元気です
初交信は北海道の局
初交信は北海道の局
柏原山で運用
 翌日は2月に下見をしておいた、柏原山の山頂付近で運用することにしました。我々の車は市内の大型スーパーで、飲み物と弁当を購入してから山頂目指しました。途中小鹿と遭遇、ゆっくりと近づきましたが逃げて行きました。

 山頂の見晴らしはあまり良く無いため、他の観光客は殆どきませんが、電波のロケーションはとても良くて、絶好の運用場所でした。VUも殆どここで稼ぎました。

初交信は北海道
 隠岐の島移動運用参加の後で免許取得した、JJ0MMK金沢さんは山頂から北海道の局と初交信でした。おめでとうございます。

 夕方になり別のルートで下ってゆくと、オオタカかイヌワシか超大型の猛禽類が10羽も目の前を横切って行きました。ゆっくり行ったつもりでしたが驚かせてごめんなさい。帰りにも鹿が目の前を大ジャンプで横切りました。沼島など素晴らしい海岸を眺めながら、鳴門海峡近くの民宿へ向かいました。途中淡路島の西端・福良港を望む高台は絶景でした。

大鳴門橋・渦の道から<br>ガラス越しに渦潮が見られる
大鳴門橋・渦の道から
ガラス越しに渦潮が見られる
渦潮
渦潮
日の出荘に投宿
 民宿「日の出荘」では鳴門海峡で獲れたハモ、鯛、サザエ、わかめなど海産物づくしに、海のない長野から参加した大井さんも満足していました。

夜は我々の部屋のエアコンが故障して大変でしたが。

うずしお見物
 翌朝は大鳴門橋を渡った四国側から、橋の下に付属している「渦の道」でうずしお見物。

11号線を高松方面に向かいました。井上さんから頂いたうどんマップを片手にうどん屋さんを探します。

海の民宿は魚尽くし
海の民宿は魚尽くし
関西は「はも」
関西は「はも」
讃岐うどんのはしご
 東かがわ市からさぬき市に入ったあたりから、うどん屋さんが多くなってきます。特に国道10号から分かれて県道10号へ入るとそこはうどん街道です。105円からうどんが堪能できます。さぬき市に入ると、前日につながったJI5LWZおごさんに道案内してもらい屋島へ向かいました。残念ながら、うどんのはしごは出来ませんでした。

屋島で即席移動運用
 近づいてゆくと前方に台形の山が・・・。これが屋島だったのです。610円の有料道路代を払って、上まで上ってゆき大駐車場に車を止めて、壇ノ浦を眼下に望む展望台へ素晴らしい眺望です。お手軽にAH4+ワイヤーを設置して、7MHzでCQ。すぐにたくさんの無線局から呼ばれてパイルアップになりました。(パイルアップ=積み重ねると言う意味:アマチュア無線では同時にたくさんの局から呼ばれること)

 どんどん交信したかったのですが、琴平町の宿に向かう時間です。今は少なくなった後ろ髪を引かれる思いで屋島を離れました。

手打ちうどん
手打ちうどん
うどん屋さん
うどん屋さん
金毘羅さんへお参り
 夕方7時半に金刀比羅宮参道の、旧高松街道沿いにある一心館へ投宿。さすがに4日連続の酒盛りで疲れてしまい、泥のように寝てしまいました。
 そして明くる朝起きたときは、早起き組は金刀比羅宮へすでにお参りに行ってました。彼らは更に足を延ばして舞鶴や天の橋立観光をして帰りました。
我々は朝食後にお参りして、それぞれ40年ぶりと初詣の感慨に耽りました。

解散
 最初に淡路島に集まったのは10名、そして四国に渡ったのは5名、金毘羅さんで2名と3名に分かれて解散となりました。松井さんと、高橋さん鈴木のグループは坂出から瀬戸大橋を渡り与島PAで休憩後家路に着きました。

地元局は移動用アンテナ製作の達人
地元局は移動用アンテナ製作の達人
金刀比羅宮にお参り
金刀比羅宮にお参り
屋島から壇ノ浦を望む
屋島から壇ノ浦を望む
 今回の旅行ではたくさんの方にご協力いただきありがとうございました。紙上をお借りしてお礼申し上げます。

130号へ戻る 128号に移る HOMEへ戻る