ＴＤＫアマチュア無線倶楽部 ＪＭ１ＺＯＲ発行責任者JM1EMK JARL登録番号　１０−３−４９

免許申請

電子申請liteの「TOP」画面

アマチュア無線局免許の電子申請

名古屋　JA1STY　鈴木　清
　アマチュア無線局の免許更新時期が近づきそろそろ申請しなければと思っていたときに、電子申請できることを聞いて再免許申請を試したところ、うまくできましたので報告します。

１．最初に準備すること
アマチュア無線局の免許を電子申請するには「電子申請lite」申請用のＩＤとパスワードが必要です。これには免許状と無線従事者免許の情報が必要です。手元において手続きします。

IDとパスワードの取得（必須）
「電子申請lite」 http://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.htmlのリンク先で申請を行います。
（総務省のＷｅｂには似たような「電子申請」がありますので間違えると前に進みません。）まず最初に トップ画面から申請・届出ボタンをクリックし、新規ユーザ登録ボタンをクリックして申請者情報を入力します。この画面に無線局免許状の番号と無線従事者免許の番号が必要です。画面で手続きをすると登録したEmailアドレスに受付を知らせるメールが届きます。なぜかＩＤとパスワードは1週間くらいで郵送されてきますのでそれを待ちます。（免許状が確実に届くかチェックの為か？）

免許状の送付用ＳＡＳＥ（必須）
　それからＳＡＳＥ（自分の郵便番号、住所、氏名、下のほうに電子申請番号を記入して切手を貼った返信用封筒・この場合はＡ４三つ折封筒に80円切手）を作っておきます。

ユーザ登録画面

インターネットバンキング（任意）
　そして振込み手続きは銀行のＡＴＭで出来ますが、これもパソコンで手続きしたい場合は銀行のペイイージーの手続きをしておきます。
私はゆうちょ銀行の口座でゆうちょダイレクトの手続きをして使えるようにしました。手続きから1週間くらいすると初期パスワ−ドを郵送してきます。届いたらログインして新パスワードをメモして変更を行います。
アマチュア的パスワード例：CQCQ8649

２．実際の手続き
　準備が整ったら実際に手続きをしてみます。

申請書記入〜送信
　届いたパスワードでログインしてＴＯＰ画面から申請書入力（補正後提出）→新規作成→無線局の情報入力画面が出ますので、ここで住所、氏名、免許番号などの入力をします。
終えたら終了ボタン→内容確認ボタンで間違いが無いか確認して送信ボタンを押すと申請します。受付メールは来ませんので申請番号と問い合わせ番号そして手数料の収納機関00100、納付番号、確認番号を控えておきます。

ＳＡＳＥを通信局へ郵送する
ここで（電子申請と言いながらも免許状は郵送されますので、）ＳＡＳＥ（自分の郵便番号住所氏名を記入して切手を貼った返信用封筒・この場合は80円）を作り申請番号を記入して関東総合通信局へ送ります。

料金支払い
そして再免許手数料1,950円支払いはＡＴＭで収納機関、納付番号、確認番号を入力すれば手数料無料で支払いできます。
私はゆうちょダイレクト口座を使ってパソコンで支払いしました。

事前準備をしっかりと
　以上のように事前の準備をしっかり早めにしておけばよかったのですが、申請して支払い段階でゆうちょダイレクトの銀行口座変更手続きを始めました。そして口座のパスワードが届いてからインターネットで支払い、そしてそれが終わってからＳＡＳＥを送るなど、スムーズには出来ませんでしたので、申請が6月22日ユーザ登録、申請送信受付が6月28日、免許の日付は7月15日でしたが、再免許が届いたのは7月26日でした。

再免許申請は余裕を持って
　通常時期は申請から免許まで3週間くらいで出来ますが、アマチュア無線局の最免許は有効期限の１年前から１ヶ月前までと決められております。ぎりぎりに申請して１ヶ月前に間に合わないと、再免許ではなく新規開局しなおしになりますので余裕を持って申請することをお奨めします。

３．判りづらかったこと
　電子申請は再免許や技適機種での新規開局・変更など、通信局に直接申請する場合に使えます。

　電子申請Liteとしながらも結構入力画面が判りづらかったり、照会画面の種類が多かったり使い勝手はまだまだですが、手数料が安くなることは歓迎です。 また、ＳＡＳＥは手数料に込みにしてもらいたいと思いました。

４．今後は
　今回は再免許申請でしたが、近いうちに変更申請も試してみたいと思います。