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国内外の無線コンテスト参加のお誘い

長野　JA0DVE 平野 正紀

　アマチュア無線でも交信局の数を競う競技（ Contest ）があります。

　幸いにも当倶楽部は会員の皆さんが多数参加して協力してもらえることがあり，職域対抗では昨年度に過去最高の順位（ 職域総合 ３位 ）となり、めでたく入賞することが出来ました。

コンテスト結果

　倶楽部単独でも参加が可能な会員の尽力で強豪古豪企業の多い中でも常に上位にランクインしています。売名行為が目的ではありませんが当倶楽部のアマチュア無線に対する取り組みがおおやけに公開され，組織力の高さでは良い判断基準となります。
ただしお互い多忙なことや別の趣味もある方も多く，普段なかなか無線で遊ぶ機会に恵まれているわけではありませんので，私などは週末に良く実施されている 「国内外の無線コンテスト」に結構参加をしています。

　先のJARL主催メジャーコンテストでも多忙で倶楽部の主部隊に不参加のときも，自宅で空き時間を利用してそこそこ点数をあげるようにしています。
4月のALL-JAでは，夜間の部分参加ではあったのですが結果として表のようにMONO-BAND部門で全国3位と良い結果を残せました。
夏のField−Dayでも，０−AREAでは首位になりJARL-NEWS掲載されています。他にもJARLの地方本部など主催する Local型コンテストにも天気が悪く別のON-AIR遊びができず暇な休日の時間つぶしにちょうど良いのでヒヤカシで出没していたところ，結構好成績が多く賞状や副賞のほか優勝楯なども頂戴しました。
これらの結果も同じようにJARL-NEWSに掲載されており，無線での自己研鑽の良い場と思います。面白さを知るとハマリますので，皆さんも試されてください。特にJARL本体主催のものは，個人の参加でも倶楽部の対抗得点に加算されますので皆さんが倶楽部にも貢献していることにもなります。

アンテナの大幅変更

　さて
こういったコンテストを国外に向けるとどうしても「 HF HI-BAND 」に参加しないと結果が残せないことがあり，アンテナも大幅に昨秋変更しました。写真にあるのが全てですが，竣工日のあとから「 ARRL CW Contest 」などで個人参加でも500局近く稼げることができ，今年の国外Major-Contestには積極的に参加を予定しています。

　当然DX局との交信がかなり増えていて，夕方帰宅後積極的に欧州BEAMでCQ-CALLを出すとかなり呼ばれ，この半年の期間でDX-3,500局（交信件数でなく交信した局数）を越えてきました。なかでも特筆することとして，このCQ-CALLをしていた2月4日に21MHｚで交信した局の中で私にとっては特大の珍局「 A52SV：ブータン王国に駐在する平野さん（ JA2PSV ）」からもCALLされたことがLoggerの整理中に気付き仰天しました。

　逆に呼ぶ側であったらロシアの白熊局に包囲されたうえ世界中から呼ばれるので，捕ってもらうのがかなり難しい国のひとつです。改めて物理的戦力のアップを実感しました。国外交信のコンディションも上向きとの説もありこの ON-AIR遊びにもいっそう拍車がかかりそうです。