天栄村からQRV

東京 JA1KHV 松井　淳

満月

中秋の名月のなかで運用

【奥さんと犬２頭のお供】

　今年も奥さんと犬２頭のお供をして福島県岩瀬郡天栄村の山小屋に４泊５日で出かけました。天候に恵まれしかも「中秋の名月」の時期でした。

　いつもはQRVしたい場合は近くの自衛隊の演習場近くのドックランまで行き、アンテナを張っていたので昼間しか運用できませんでしたが、今年は山小屋の二階ベランダにATUをセットし、ワイヤーを貼れたので、奥さんや犬のお相手に支障ない時間帯にはQRV出来ました。

【接地を取り直して良く飛ぶように】

　７日夕方にチェックインして早速、ワイヤーを貼って AADXに参加しましたが余り飛びが良くなく、一時間程度でQRTする始末。翌朝水道管を見付けて接地を取り直したら、しっかり飛ぶようになり7MHz/SSBを中心に、JA0DVE 平野さん、JA1STY 鈴木さんを含め80局程度と一日だけお相手いただく事が出来ました。

ベランダにＡＴＵを設置

アースを取り直して

　毎日QRVしているとお相手が疎かになりますから、散歩や買い物以外で小屋に居る間は、手が付いていなかった山崎豊子の遺作「約束の海」の読破と、最近の技術動向を整理していました。

【最近の技術動向】

　「アクティブアンテナ」「カードオシロ」「フル・デジタルトランシーバー」「mbed」などですが、皆さんはお分かりですか？　各々をここでは説明できませんので下記を参照ください。「カードオシロ」は、一枚のカードサイズのボード上に２チャンネル・デジタルオシロ機能やFFT変換機能、任意波形発生機能や表示器、操作スイッチなどを搭載した物で最低、モバイル機器用USB 電源だけで機能し、スマホに繋ぐと拡大表示出来たり、ＰＣに接続すれば画面上から操作や表示が出来ます。

　早速、出掛ける前の週に2.42"有機EL表示タイプをWEBから発注（@8,640円）したら３日後に代引きで届き、山小屋で使い勝手の良い付属回路（10:1アッテネータ、 DC/ACカップリング、発生波形のアンプなど）を設計したので、帰ったら製作に入る予定です。

最小オシロ

■アクティブアンテナ
　別冊CQ ham radio QEX No.12 p86～p107
　Docomoの実験⇒ http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1402/21/news108.html>

■カード型オシロスコープ
　トラ技術Jr. 2014/9・10号 p31（トラ技 2014年9月号／通巻第600号の付録）
　国内代理店（Elefine）⇒ http:www.elefine.jp/shop/xminilab.html
　米国 Gabotronics 社⇒ href="http://www.gabotronics.com/

■フルディジタル・トランシーバ
　トラ技 2014年9月号／通巻第600号 p39～p125
　フルデジタル無線機キット⇒ http://shop.cqpub.co.jp/hanbai/books/I/I000123.html

■"mbed"とは？　⇒ http://mbed.org/media/uploads/nxpfan/mbed_fest_v2012-print.pdf

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