TARC NEWS 290号 2015年8月8日発行 http://www.jarl.com/tarc/
TARCNEWS
TDKアマチュア無線倶楽部
JM1ZOR発行責任者JM1EMK
JARL登録番号 10−3−49


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Contest


今年もFDに参加

東京 JA1KHV 松井 淳

コンテストサイト
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けもの道を走行して

 毎年、この時期は暑い野外で蚊や虫と闘いながらの運用などとんでもない!、と殆どクラブコールで一緒にFDコンテストに参加してくれないのだが、今年の夏もとんでもない暑さ、仕方なくJA8ALTと二人で取り組んだ次第。

 また運用場所として、けもの道を車で走行しなくてはたどり着かない丘の上(千葉県長生郡長南町)を選んでしまった。

草木茫々のアドベンチャー

 まだ春先に一度、場所を偵察した時も、車幅の半分程度しか見えない道を上がり降りして辿り着いたのだが、今や8月初めでは草木は茫々、約30cm程度しか草木で視界が開けていない道を車で掻き分け時折、道を外しそうにもなり、横から飛び出しているブッシュを察知して避け、倒れた木の下を潜り抜けて進むこと約2km、開けた目的地に朝8:00位に辿り着いた。

 中古車だから来れる特典を発揮。(両車とも傷は気にしない車)運用は各車内で行うとして、各資材などを広げるためのフライシート一枚だけを張ってから運用の準備に入った。

暑さと虫のため車内でクーラーつけっぱなし

 暑さで作業ピッチが上がらなかったが昼過ぎには完了。今年からコンテストは18:00から翌日12:00まで、開始まではフライシートの下で昼寝と思ったが、蜂、虻の襲来と高温多湿なので車内で待機。お蔭でクーラーを効かせるためエンジンは廻しぱなし、コンテストが始まっても外気温は下がらず、まだエンジンは廻しぱなしで時折、発発が停止するので頻繁に点検へ走る始末。お借りした発発の操作ミスでした。

 夜中にJA8ALTが「ISSが見えるよ!」との声掛け、「え、IS・・イスラム?攻め込んで来たか、あっ!国際宇宙ステーションだったよね」と車外に飛び出したら、何時までも動かない、「お星さまでない?」、「その様でした」。

年寄りに優しく時間帯変更?

 まっ!このように平和な運用を睡眠と呑み続けて(500CCビール一缶で40局程度運用)無事に完了。さぁ〜撤収!!と勇みこんだら大変、大型のポールは熱くて触れない。いつもの倍以上の時間をかけて撤収作業を終えた頃には、二人ともはダウン気味、「何が年寄りに優しい運用のために時間帯を動かしただと?」とは思ったが、行き帰りのアドベンチャーを含め、そこそこのポイントも稼げて楽しめた運用だった。



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設置後の2人
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運用中のALT
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運用中のKHV
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KHVの成果
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