TARC NEWS 292号 2015年9月13日発行 http://www.jarl.com/tarc/
TDKアマチュア無線倶楽部
JM1ZOR発行責任者JM1EMK
JARL登録番号 10−3−49
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Contest
九十九里海岸
さあコンテストやるぞ!
ALL ASIAN DX SSB Contestに参加
千葉 JA1STY 鈴木 清
今年のAADXコンテストはどこで運用しようかと考えて自宅でHFオールバンドの設備を持たない松井さんと私で九十九里の民宿を借りて運用することにしました。
5日朝8時頃出発し1時間ほどで現地到着、アンテナの設営を開始しました。コンテストは9時〜48時間月曜日の朝9時までです。11時半ころ設営完了しましたが長丁場なので先に昼食です。
コンディションが悪いのか
アンテナは給電点6mオールバンドギボシダイポールと給電点6mATU+ワイヤー6mhと給電点0mのATU+ワイヤーです。使用するコールサインはJM1ZORマルチオペとしました。
午後から運用開始しましたが、今一コンディションが思わしくありません。伝搬状態が良くないようです。なかなかQSO数があがりません。
CQを出しても呼んでくれず、それではと呼びにまわっても50Wでは電波が弱いのか、なかなか取ってもらえません。マ、いらいらしても仕方ありませんからマイペースで続けました。
結局月曜の朝まで2泊3日何とか続けましたが、結果は惨憺たる状況でした。私も松井さんもお互いマイペースなので、今回はコンディションが悪かっただけでそれでも結構楽しめたと喜んでおります。
AADXSSBコンテスト写真集
波とたわむれるサーファー
九十九里海岸
イワシの握りと桜エビのかき揚げ
アンテナ
ATU
マイペースで
電波伝送予測の検証
東京 JA1KHV 松井 淳
VOACAP
千葉県山武郡九十九里町にて 2015 AADX-Ph に参加させて頂いたが、ログの整理とQSL発行の立場から、CQ Ham Radio誌に掲載されている「HF帯コンディション予報」と実際の交信実績とを重ねて検証した結果、この予報は有効であったことが確認できた。
本予想は、VOACAP Online によるHF帯電波伝搬予想を、送信出力100W、ダイポールアンテナの給電点を10m高としてシミュレーションした内容を本誌に掲載しているものである。
昔の「今月の電場伝搬予報」と違い、時間帯に対する周波数帯を対地域別に、カラー表示で予測できるものである。(添付図参)
参照URL⇒
http://www.voacap.com/prediction.html
当方の運用条件は、送信出力 50W、ダイポールの給電点高さが 6m〜8m で有ったが、数少ない交信相手先(アフリカを除く四大陸との交信)から、本予想との関連を検証した結果、少なくても黄色表示以上(交信可能域)の状況で交信が出来た事が知れた。
今後とも、本予想を参考にDX局との交信を楽しもうと思う。
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