TARC NEWS 378号 2019年3月10日 http://www.jarl.com/tarc/
TDKアマチュア無線倶楽部
JM1ZOR発行責任者JM1EMK
JARL登録番号 10−3−49
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ギボシ型ダイポールを作りました
東京 JA1KHV 松井 淳
ギボシ型接続方法
2月26日に予定した九十九里町での移動運用は、集まれない人が重なり中止と成りましたが、借りた施設が有りましたので、クラブの所有機器のメンテナンス(虫干し)を実施し、ついでに複数周波数に対応できるギボシ型接続式ワイヤーダイポールアンテナを製作・調整したので紹介します。
バンド別SWR特性図
逆V型ダイポールアンテナは短縮コイルなどを使用しないので、対応周波数範囲が広く確保出来る特徴が有ります。
今までは40mバンド専用を所有していましたが、今回は7/14/18/21MHz各アマチュアバンドに対応できるアンテナとしました。
中心給電点は4.5m高、最長時(7MHz)の時に両端それぞれ約2mの補助ロープで地面に這わせる張り傾斜に想定しました。
一番波長の短い21MHz帯からアンテナアナライザーを用いて最適長に調整し、次のバンドとの接続に、電源でよく使われる2端子コネクター(ロック機能付きファストン250型端子使用)で繋ぎ、切り離した時に位置を保つためにビニールパイプで留めるように工夫しました。
徐々に低い周波数に対応する様に調整して行き、最後に40mバンドまで繰り返して完成させました。
収納状態の二種のアンテナ部材/赤〇がギボシ型、青〇が40m専用
バルントランスなどは従来の40mバンド専用と共有したので、特性も良く、軽量で設置・撤収が容易なワイャーダイポールアンテナが出来たと思っています。
当クラブ員の方で、製作レポート(PDF版)を希望な方は連絡ください。
今後の予定
次回ミーティングは3月18日(月)18時〜柳橋倶楽部の定期総会です。会場等詳細はMLでご案内します。
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