ご   挨   拶
(平成24年7月1日実施「山梨ハムの集い」での挨拶より

JARL山梨県支部長  塚 原  泉 (JF1KRV)
◇ 最初にお話させていただきます。皆さんご承知のように元支部長JF1CDT古屋先生がお亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りしたいと思います。やはり元支部長のJN1FNE秋山先生、評議員などをしていただいたJA1UIE輿石さん、相談役のJA1BDE丹沢さんなど立て続けに皆さんお亡くなりになり、寂しい限りです。

◇ さて、平成24年度JARL山梨県支部「山梨ハムの集い」に、多くの支部会員の皆様のご参加をいただき、例年のようにハムの集いが賑やかに行われますことを、深く感謝申し上げ、喜び合いたいと思います。
 今日は、ご来賓として、JARLの新理事であり新しく関東地方本部長になられました JA1NVF吉本様 においでいただくことになっておりましたが、吉本様はご都合がどうしてもつかず、吉本本部長さんの代理で JH1OHZ 片倉様にお出でをいただきました。片倉さん、大変ありがとうございます。
 また、総務省から 関東総合通信局無線通信部企画調整課長 伊藤良夫様 にお出でいただいております。電子申請を中心にお話しをいただくことになっております。伊藤様、よろしくお願いいたします。

◇ 昨年秋に行われましたJARL社員選挙で、私が山梨支部長枠社員として選出され、山梨県支部の支部長として務めさせていただいております。力足らずで、皆様のご期待に十分添えない面もあろうかと思いますが、JARL山梨県支部をこれまで発展させていただいたOM大先輩の方々、それにも増して多くの支部会員の皆様方のお力添えをいただき、精一杯努めさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

◇ JARL一般社団法人化の検討段階などで、支部組織について論議があり、支部不要論もあったようです。先日開催された第1回社員総会の折、理事候補者のお考えの表明がありましたが、全員が支部については存続というお考えでした。支部組織は今後も存続ということで、よかったなと思っているところです。
 今まで通り、山梨県支部は、堅実な着実な活動を続けていきたいと思っております。大勢の支部会員の皆様方のお知恵をお借りしながら、支部役員会・クラブ代表者会議などで検討し、話し合いをいただき、支部活動を展開し、支部活動やアマチュア無線活動が益々盛んになればいいと思っているところです。是非、皆様方のご支援ご協力を引き続き心からお願い申し上げます。

◇ 先ほど一部お話ししましたが、先日6月24日、東京で、JARLが一般社団法人になって最初の社員総会が開催されました。細かい討議の内容、数値等は、JARLニュースやJARLWEB等に載ると思いますので省略いたしますが、主な点について申し上げます。
・ 平成23年度決算が承認された。今後も財政健全化、赤字財政解消について強い要望、意見がありました。
・ 平成24年度の事業計画、予算などの報告がありました。一般社団法人になって規定で、事業計画、予算は社員総会では、報告事項なのだそうです。
・ 新しい理事さんが選任され(何人か否決された候補者がいました。)、総会後の理事会で、会長にJA5MG稲毛章さん 副会長さんにJA3HXJ長谷川良彦さんとJA0OZZ伊部雅一さん、専務理事は、JE1KAB日野岳充さんが選出されたようです。これもJARL Web等に載っていると思います。
・ 長い間JARLの会長をされていたJA1AN原さんが名誉会員になられました。

◇ これは総会の内容ではないですが、JARLの動きとして、表彰規定が変わり正員歴表彰等が、平成24年度で終わりになりました。また、アワード規定が変更になりました。その他色々今までと違うことも出てきているようです。これらも JARLニュース、JARLWeb等に載っていると思いますので詳しくはそちらをご覧下さい。

◇ 次に、今までも特別局、特別記念局について、7MHz拡大特別記念局8J140M、ARDF全国大会特別記念局8N1ARDF等支部でも運用いたしましたが、今回ハムフェア特別記念局8J1Aを8月1日から一週間、山梨で運用することになりました。その後は、東京支部が運用、もちろんハムフェア当日8月25日26日会場で運用します。山梨県での運用については、運営委員のJE1EPO 田中さんに中心になってもらうことにしております。運用希望者は、田中さんにご相談下さい。

○ アマチュア無線の青少年育成ということでJG1HLD浅川副支部長さん(山梨県電波適正利用推進委員協議会会長)に毎年、科学センターで「ラジオ制作教室」を開催していただいておりますが、今年も実施していただきたく事業計画の中に入れておきました。皆様方のご協力をお願いいたします。
 またアマチュア無線人口の拡大をということでアマチュア無線技士養成講習会を実施しております。実施について色々難しい準備等があり大変なのですが、できたら今年も浅川さんにお願いして実施できたらと考えております。

◇ 最後に、国民文化祭特別記念局のお願いです。皆さんご承知のように、第28回国民文化祭「富士の国やまなし国文祭」が、平成25年1月12日より11月10日まで当山梨県で開催されます。過去において開催された国民文化祭におきましてはPR活動の一環として、アマチュア無線「特別記念局」を開設し無線運用を行っております。
 山梨県支部といたしましても前例に沿い「特別記念局」を開設したく、準備を進めております。国民文化祭実行委員長の横内正明知事から開設同意書をもらい総務省に申請しておりましたが、先日承認をいただきました。コールサインは8J1Yです。この準備については、運営委員のJG1EPO田中さんに大変ご苦労をいただきました。運用期間は、事前のPRも含めて今年の11月1日から来年の11月10日の大変長期間の運用となります。
 こちらの運用責任者を、特別局運営のベテランでありますJG1EPO田中さんにお願いしてあります。今後、運用担当希望者クラブ受付など細かいことはさらに詳細を詰めて参りますが、支部登録クラブを始め各局に協力をお願いしたいと思っております。
 また、運用費用等としてJARLからの予算も確保することが出来ましたが、QSLカードの印刷等費用がかさむことが予想されます。今後、いわゆるドネーションをお願いしなければならないことも考えられますが、その際は何とか皆さんの絶大なるご支援ご協力をお願い申し上げます。

◇ 本年度も、色々な機会を通して、アマチュア無線に関心を持つ方々、また青少年が増え、支部会員の増加に繋がっていけばいいと考えています。先ほど申し上げた行事、イベント等を含め、今年も例年通り様々な支部行事を計画しておりますが、大勢の皆様方のご参加、ご協力を、是非期待し、お願いするところです。
 会員の皆様方には、健康にはご留意され、お仕事はもちろんのことアマチュア無線でアクティブにご活躍されますようご期待申し上げ、大変長くなりましたが、JARL社員総会の報告、様々なお願い等なども含めてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。