ご   挨   拶
(平成25年6月30日実施「山梨ハムの集い」での挨拶より

JARL山梨県支部長  塚 原  泉 (JF1KRV)
○ 平成25年度JARL山梨県支部「山梨ハムの集い」に、多くの支部会員の皆様方のご参加をいただき、例年のように賑やかに行われますことを、深く感謝申し上げ、また共に喜び合いたいと思います。

○ 今日は、ご来賓として、公私とも大変お忙しいところを関東地方本部長でJARLの理事でもあります JA1NVF 吉沼勝美 様 にお出でをいただきました。吉沼様大変ありがとうございます。よろしくお願いいたします。
 また、総務省から昨年度に引き続き関東総合通信局無線通信部企画調整課長 伊藤良夫 様 にお出でいただいております。電子申請を中心にお話しをいただくことになっております。よろしくお願いいたします。

○ さて平成23年秋に行われましたJARL社員選挙で、私が山梨県支部長枠社員として選出され、山梨県支部の支部長として務めさせていただいて、1年半ほど過ぎました。力足らずで、皆様のご期待に十分添えない面もあったろうかと思いますが、山梨県支部をこれまで発展させていただいた OM大先輩の方々、それにも増して多くの支部会員の皆様方のお力添えをいただき、精一杯努めさせていただいてまいりました。
 一般社団法人化以来2回目のJARL社員総会が先日開催され、その折にも支部の統廃合などという話題も出ましたが、今のところ支部組織は今後も存続ということで、よかったなと思っているところです。今まで通り、山梨県支部は、堅実な着実な活動を続けていきたいと思っております。

○ 昨年度支部行事に関わってでありますが、去る2月23日に皆様のご意見もあり支部技術講習会を例年通り開催しました。関東地方本部 監査長の JH1OHZ 片倉由一 様 にお出でをいただき「TVI対策講習会」の内容で、ベクトルネットワークアナライザーのご紹介やアンテナ測定実験もしていただき、大勢盛り上がった技術講習会となりました。片倉さんからはこのベクトルネットワークアナライザーについて、 CQ別冊QEXの夏号NO.7の巻頭特別企画に ベクトルネットワークアナライザー「VNWA3を使ったアンテナ測定と結果の見方」の記事が載っているということで、ご紹介もいただいていますのでお知らせします。

○ 今後も、大勢の支部会員の皆様方のお知恵をお借りしながら、支部役員会・クラブ代表者会議などで検討し、話し合いをいただき、支部活動を展開し、山梨県の支部活動やアマチュア無線活動が益々盛んになればいいと思っているところです。是非、皆様方のご支援ご協力を引き続き心からお願い申し上げます。 今後とも、よろしくお願いいたします。

○ さて先ほど一部お話ししましたが、先日6月16日に、東京で第2回目の「社員総会」が開催されました。細かい総会の内容、数値などは、 JARLWEB等に載っておりますし、またJARLニュースにも載ると思いますので省略いたしますが、主な点について申し上げます。

* 平成24年度決算が承認されました。後の質疑応答では、今後も財政健全化、赤字財政解消について強い要望、意見がありました。
* 2号議案で「会費の納入を免除されている者」の取扱変更に関わる規則の一部改正等の件について、提案されました。審議の結果、賛成95 反対27 保留6 総数128 (議決権行使書6件含む) により承認されました。
この改正は次のような内容です。
 会費の納入を免除されているもの(終身会員)を今後「ライフメンバー」とし、JARLの選挙権、被選挙権等は、そのまま継続し、もちろん支部行事等への参加も今まで通りですが、QSL転送サービスとJARLニュースについては、H26.3.31まで(20万円→H36.3.31まで)で、それ以後は、有料になるということです。 (既に該当の会員には通知が届いていると思います。)
* 平成25年度の事業計画、予算などの報告がありました。一般社団法人になって規定で、事業計画、予算は社員総会では、報告事項なのだそうです。
* その他色々質疑応答等ありましたが、二つの議案を承認し終了いたしました。詳しくは先ほど申し上げたようにJARLWEB、JARLニュースをご覧ください。

○ 最後に、国民文化祭特別記念局に関係してのお願いです。皆さんご承知のように、第28回国民文化祭「富士の国やまなし国文祭」の特別記念局「8J1Y」を、総務省及び国民文化祭実行委員長の横内正明知事から承認許可をいただき、開設運用しております。運用期間は、去年の11月1日から今年の11月10日までの大変長期間となりました。運用責任者を、特別局運営のベテランであります JG1EPO 田中さん にお願いをしておるわけですが、田中さんと十分連絡をとり、今後とも支部登録クラブを始め県内各局に運用についてご協力ご支援をお願いいたします。既に一万局ほどの交信をしており、更にQSLカードを刷り増し印刷を予定しておるところであります。

 この特別記念局に対しての連盟支出金は、皆さんご承知の通り一昨年の法人法改正により従来の半額の5万円となってしまい、また支部費を充当することも禁じられております。支出につきましては、免許申請料・QSLカードの作成印刷・機材輸送連絡費等で10万円ほどの支出を見込んでおり、何としても資金不足であります。
 関係者の皆様方には大変恐縮でありますが、実情をご理解いただき皆様方のご厚意を頂きたくお願いする次第であります。

○ 本年度も、色々な機会を通して、アマチュア無線に関心を持つ方々、また青少年が増え、支部会員の増加に繋がっていけばいいと考えています。この後、またご報告申し上げますが、様々な行事、イベント等を含め、今年も例年通り様々な支部行事を計画しておりますが、大勢の皆様方のご参加ご協力を、心より期待し、お願いするところです。
 会員の皆様方には、健康にはご留意され、お仕事はもちろんのことアマチュア無線でアクティブにご活躍されますようご期待申し上げ、大変長くなりましたが、JARL社員総会の報告、様々なお願い等なども含めてのご挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。