CARC NEWS 323号 2020年8月10日発行 http://www.jarl.com/carc/
CARCNEWS
ちはら台アマチュア無線クラブ
JF1YYZ発行責任者7M4JFF
JARL登録番号 12−1−45




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School


全員が製作大成功満足の笑顔
全員が製作大成功満足の笑顔

親子でチャレンジ 作ってみようAMラジオ

JA1STY 鈴木 清


 ちはら台コミュニティセンターは夏休みの小学生高学年を対象に主催講座ラジオ製作教室を開催しました。

 製作教室には小学4年生以上の親子が対象で7組が参加。ちはら台アマチュア無線クラブメンバーが講師としてこれをサポートしました。



 キットは高校生向けのもので部品点数が多く、このままでは講座時間内に完成することが難しいため、一部の部品はクラブメンバーの手で事前に取り付けて、なおかつ完成満足感が得られるよう製作時間の工夫しました。

とは言え半田付けが初めての子供達には少し難しいところもあり、苦戦していました。

 半田付けのコツは付けたいところにコテ先を2〜3秒あてて熱したところにハンダを当てて溶かして付けるのですが、慣れてきたらみんなできるようになりました。

完成品 部品点数が多い
完成品 部品点数が多い

 出来上がったラジオは目視検査で半田付けの状態をチェック。ハンダブリッジによるショートやハンダ付け不良を見ます。

その後電池をつないでスイッチを入れてみますが、ウンともスンとも音が出ません。指導者と一緒にトラブルシューティング。半田付けをしたところを見直します。

 よく見ると部品のリード線とハンダに隙間ができているところが何箇所かありました。

ハンダゴテで怪しそうなところを温め直して修正。もう一度目視検査をして問題ないことを確認。

電池をつないで再チャレンジ。スイッチを入れると何やら音が聞こえました。選局ダイヤルを回すと放送が受信できました。

「自分で作ったラジオから音が出た」感動の瞬間です。

 他に数組の親子たちもハンダ修正で音が鳴るようになりました。

結局全ての親子がラジオ製作大成功。満足の笑顔となりました。

親子でチャレンジ 作ってみようAMラジオ







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