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12月13日 防災気象講演会に出席

テクノプラザ愛媛で開催されました「気象災害と防災教育を考える」と題した防災気象講演会に支部運営委員、登録クラブ代表者6名が出席しました。
今回の講演会は松山気象台と愛媛県の主催によるもので県下の学校教育者や防災関連団体の代表者など約200名の参加がありました。

講演の内容は
高橋 治郎、愛媛大学教授による「学校における防災教育」として近未来発生すると思われる伊豆半島から宮崎県沿岸に達する南海トラフ巨大地震に対して皆さんが生活している地域の自然環境や社会環境を知ることが防災・減災に不可欠であり地質・気象・災害履歴など自然の恵みと脅威についてしっかり理解させる教育が今、必要であると述べられておりました。
学校教育のみならず、皆さんの生活されている周辺が幼い頃とどのように変わっているのか振り返ってみるのも防災・減災のヒントになるかも知れません。

また
若林 正夫、松山気象台長による「気象災害に備える」と題して近年の気象現象が異常化して災害への影響が大きくなっていることを統計的に示され、数十年に一度の現象に相当する場合に「特別警報発令」を設けたこと、さらに従来の注意報や警報など気象情報を活用して早めの行動をとることが生命の安全を確保する大切なものであると述べておりました。
刻々と変化する気象の変化、周囲の自然環境変化を知り「自分の安全は自分で守る」判断と行動をとることが大切と感じました。

講演の内容は許可を得てビデオ撮影しています。
DVD編集が出来ましたら頒布のご案内をさせていただきます。

支部長 JH5SAL 薦田 直志


高橋治郎教授

若林正夫台長