このビルでは情報提供業務と航行管制業務が行われています。 勤務あけでお疲れのJH1EFP金子さんが丁寧に案内して下さいました。
情報提供業務では、
●定時放送・臨時放送が行われ、巨大船の航路入航予定、気象現況、航路の航行制限、海難の状況など船舶に必要な情報を定時放送でお知らせするほか、事故等緊急に通報する事項が発生した場合には臨時放送を行います。
■定時放送 日本語 毎時の15分、45分(1,651kHz)
英 語 毎時の0分、30分(2,019kHz)
■臨日寺放送 日本語 必要の都度随時 (1,651kHz)
英 語 必要の都度随時 (2,019kHz)
●テレホンサービス・ファクシミリサービスは、電話やファクシミリで巨大船の航路入航予定、航路の航行制限や気象現況を知ることが出来ます。
・巨大胎の航路入航予定及び航路の航行制限の状況 tel0898−31−3636
・気象現況(高井神島、津島、今治の風向、風速等) tel0898−31−8177
・巨大船の航路入航予定、気象現況、航行制限、海難の状況等
(FAX)0898−31−4646
●情報信号では、電光表示板を使用した文字情報により、来鳥海峡航路付近における巨大船等の動静をお知らせします。
●航路情報でが、他船の動静、操業漁船、気象海象、工事作業の状況等の情報を、VHF無線(CH14,16,22)や電話(0898−31−9000)でお知らせします。
●個別情報では、船位や他船の動静などの情報を、VHF無線(CH14,16,22)や電話(0898−31−9000)でお知らせします。
●特別情報では、次の場合、VHF無線で船舶を呼び出して適切な情報をお知らせします。
・衝突の危険が予測された場合の注意喚起
・航法是正のための注意喚起
・危険海域への侵入または接近が予想された場合の注意喚起
航行管制業務では、来鳥海峡航路に大型船が同時に入航することのないように、入航時刻の調整を行います。このため、次の船舶から事前に航路入航時刻などの通報を受けるとともに、必要な指導を行います。
1.巨大船等
海上交通安全法に基づく巨大船等に係る航路通報等の受理及び指示
2.総トン数1万トン以上の船舶(巨大船等を除く)
巨大船等に準じて航路通報などの受理及び勧告
3.全長100m以上200m未満の物件えい(押)航胎
巨大船等に準じて航路通報などの受理及び勧告
4.総トン数3千トン以上1万トン未満の船舶(巨大船等を除く)
巨大船等に準じて航路通報などの受理
右の画像は、屋上から今治市街地を撮影しました。
以上 JH5GEN。