「尼崎市立こども科学ホール」(兵庫県尼崎市)において
8月28日 17時27分からARISSスクールコンタクトが開催されました。
ARISSという宇宙の壮大なテーマで、尼崎のこども達に「宇宙・環境・国際文化」というざまざま分野への興味をいだくきっかけとして開催しようと、7月上旬からの公募に市内16名の子供達が集まりました。
今回のARISSでは、過去尼崎市の「公害の町」という負のイメージを変えようと努力した尼崎市の歩みや、現在の地球環境を取り巻く、温暖化・異常気象などの問題について、「なぜ宇宙飛行士は危険と背中あわせになりながらも宇宙活動で活動するのか」という点についても関連づけ、大人も一緒に環境問題についても考えるARISSスクールコンタクトの開催を目指し、夏休みに入ってから毎週1回のペースで事前授業として準備を進めてきました。
今回の交信相手は(Clayton Anderson)アンダーソン宇宙飛行士。
8月28日 17時27分から約10分間のARISSコンタクト開催が決まり予定通り無事に20問全ての質問を明確な信号で交信することができました。
参加した子供達は「宇宙から質問の答えがもらえるなんて夢みたい」「将来宇宙飛行士になってみたい」と目を輝かせて喜んできました。
また、「アマチュア無線の免許をぜひとって見たいと」いう子供達もいて、今後新しいHAMの誕生を楽しみにしています。
無事にARISSが終了した8月28日は、偶然にも「皆既月食」があり、県立西はりま天文台の協力をいただいて、皆既月食・夏の星座について解説する観望会をあわせて行うことができました。
子供達には、最高の夏休みの思い出になったのではないでしょうか。 |
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