平成14年3月 KH6移動

長瀬先生をはじめ、芳野会長ご夫妻、GRGメンバー有志が
ハワイの国立天文台「すばる望遠鏡」の見学をおこないました。


ハワイ島マウナケア山の頂上にある すばる望遠鏡 は、文部科学省 国立天 文台ハワイ観測所が運用している口径8.3m の光学赤外線望遠鏡で平成11年にファーストライト(試験観測開始)されました。  高い鏡面精度を維持する能動光学をはじめ、空気の乱れを押さえる新型ドーム、4つの焦点それぞれに備えられた独自の観測装置やそれらを効果的に用いるための自動交換システムなど、最新の観測システムが装備されています。

今回は芳野会長の計らいで一般には公開されていない、山頂の望遠鏡施設をはじめ、大口径の望遠鏡本体を制御しているシステムの見学をおこないました。 見学は海抜4200mのマウナケア山頂上まで一気に四駆でQSYしたため、高山病の症状が出たりしましたが、「すばる望遠鏡」のすばらしさは期待以上で、一同感激しました。 翌日には長瀬先生ご専門のキラウエア火山の低粘性の溶岩流跡などを興味深く調査しました。

今回の移動ではホテルからアマチュア無線の運用もおこなわれ、夜間の21MHzではヨーロッパからのパイルを受けたりと、大変充実したKH6移動となりました。 

溶岩流跡の調査(後方はマウナケア山の観測所群)


参加メンバー一同で記念撮影    マウナケア山頂の「すばる望遠鏡」


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