秋の小旅行2005年度KDDI二宮海底中継局見学

“KDDI二宮局”を見学。
 秋草所長から施設、海底ケーブル概要の説明を受けた後、局舎内機器の見学を受ける。 NHK の“プロジェクトX”「太平洋1万キロ 決死の海底ケーブル」も同時にTV ワッチ国 際電話、インターネット、双方向画像の高度医療。「海底ケーブル」は地球20周分にあ たる総延長80万キロ、情報化社会を支える血脈である。

 1989年に開通した「TPC-3(第3次太平洋横断ケーブル)」は当時、世界最長の海底 ケーブル。生まれたての技術「光通信」を駆使して、日本とアメリカ双方から敷設を開始。 太平洋上でのドッキングに挑む前代未聞の巨大プロジェクトだった。

 ケーブルを引く敷設船「KDD 丸」 の乗組員は80人。海底に数百メートルの誤差で敷設 するためには黒潮の早さを計算し、緻密な操船、瞬時にケーブルを繰り出すタイミングが 要求される。更に、海底には水深1万メートルの日本海溝が口をあける。ケーブルを襲う 水圧は1トン。ガラス製の繊細な光ファイバーは水圧でズタズタになった。そして、サメ がケーブルを襲うという驚愕の情報がプロジェクトを震え上がらせたが134日の航海の 末、ついに至難の敷設作業を達成。海底ケーブル通信を支えるKDDI 海底線中継センターは 国内に6 箇所、千葉、新潟、三重、宮崎、沖縄、そしてここ神奈川 二宮局である。

 USA、ASIA、EU、から送受3 系統陸揚げされているコックピットを特別に見学、アメリカ と二宮とは24500Km の光ファイバーで結ばれ255 の中継器で増幅されている、W-JA 間の光 ケーブルへは0.92A の定電流を流す為にW側で-5KV、JA 側で+5KVをGND 間に加える事 で中継器に10000/255 で単純に計算し約39VDC の電圧で光増幅器が作動している事になる。

参加者---JA1CPT JA1HEE JA1JEK JA1JQY JA1KJW JA1NND JA1TNV JI1FPO JJ1JGI
JR1LVB JO1USI 7L3KHV 7N4AGB 7N4TCG 幹事 JA0KNM JA3MCA

今年はここを見学させてもらった、所内撮影は遠慮した
海底グラスファイバーケーブルのいろいろ
皆さんで記念撮影 有難うございました、秋草所長
見学後真鶴半島の民宿で泊まり夜中まで話が弾む