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アマチュア無線による災害時の情報伝達に関する協定

平成20年7月8日に「アマチュア無線による災害時の情報伝達に関する協定」を高松市と締結しました。

この協定は、高松市の行政区域およびその周辺で地震災害、風水害等の大規模災害が発生、または発生の恐れがある場合に、JARL香川クラブの会員が高松市に協力して、災害に関する情報の収集・伝達を行うために必要な事項を定めることを目的とするものです。

協定について提携当時の資料

協定書

大西秀人高松市長挨拶

 それでは今日の、このたびの協定締結にあたりましてひとこと御礼のご挨拶を申し上げたいと思います。
 本日はアマチュア無線のJARL香川クラブの皆様方と本市との災害応援協定がこの様に締結できましたことは、まことに喜ばしく、また心強いと思っているところでございます。
 天野代表様をはじめ関係皆様方の深いご理解とご尽力に対しまして、まずもって厚く御礼申し上げたいというふうに存じます。

 ご承知の通り、本市では平成16年の台風、高潮災害等ございまして、その様な状況を踏まえて、今後また東南海、南海地震等も予想されるということでございまして、そのような災害にそなえるために防災対策に、強化に、積極的に取り組んでいっているところでございます。
 安心で安全な町作りのためには、行政だけではなく、関係団体、また市民による自助、共助、公助といわれますけれども、それぞれの立場でこの災害に立ち向かっていかなければならない。そのための準備としておかなければならないということでございます。
 その様な中で本日は、JARL香川クラブの皆様との間で大規模災害時に情報伝達、収拾伝達いうところにおきまして、アマチュア無線を使用した、その様な災害時の応援をいただけるということの協定が締結できましたことは、ほんとうにありがたく心強く思っております。

 本市でも色んな災害時情報伝達につきまして、一刻を有する事態であり何が起きるかも知れません。また、どこがこわれていてもいいように備えになっているのですけれども、そういう風になっているんですけれども、そういうのがすべてダメになった場合、あるいは、とてつもないような予想も付かないような災害被害が起こった場合に、やはりそれに対する備えも必要でございまして、このような形で民間のアマチュア無線の皆様方のご理解、ご協力を得られることができましたことは、本当に意義のあることだと私自身も思っているところでございます。
 本日の協定を機にいたしまして、市民の安心安全なくらしを守るためになお一層各施策に取り組んでまいりたいと考えておりますので、皆様方におかれましてもこれまで以上に、またご理解とご協力をたまわりますようお願い申し上げまして御礼の私のごあいさつと致します。
 本日はまことにありがとうございました。

JARL香川クラブ代表 天野英弘挨拶

 本日は、ご多忙のところ協定の調印式を開催していただきまして、ありがとうございました。
私達アマチュア無線家は人類共有の財産であります電波を趣味として使用しております。この電波は再生産の出来ない貴重な資源であります。
私達の住んでいる町に事情の事態が発生した場合には、社会への恩返しという意味からも、情報の伝達の協力ができればと思い、喜んでこの協定を締結することに致しました。
 高松市におかれましても、私達の活動がよりスムーズにできますようにご協力がいただければ、なお有りがたいと思っております。
 本日はどうもありがとうございました。