JN1YUL-1 武山パケット設備の修理を実施 令和4年4月12日、18日 |
令和4年4月上旬からJN1YUL-1武山パケット通信設備のV・UHF2波のうち438.00MHzだけがコネクトが出来ない状態になりました。コネクト・コマンドを送るとPTTは動作するものの、無変調のキャリアだけが送信される場合と、変調が極浅い(音が極小さい)状態で、令和3年9月1日にTNCを除くパケット設備を新設しましたが、未経験の故障となりました。
消防局指令課通信施設係の担当者に消防無線中継局舎を開錠いただき、点検・修理を実行いました。
令和4年4月12日(実施担当 JH1OHZ片倉)
430MHz帯の無線機は故障しておらず、438.00MHz用に出力されるTNCのコネクタ部の抜き差しで再発せず動作したので、中継局舎から引き上げ。当日は良好動作したが、翌日4月13日から無変調または変調が極浅い状態。
令和4年4月18日(実施担当JH1DII鈴木、JH1OHZ片倉)
予備のTNC(KPC-4JB)を持参しTNCを交換し、正常に動作することを確認した。当日および翌日以降も良好に動作。
令和4年4月19日 故障したTNCの修理(修理担当JH1OHZ片倉)
故障したTNC(KPC-4JB)内の430MHz帯側出力ポート回路のコンデンサ2個(電解コンデンサ1μFと、チップコンデンサ0.1μF)を交換し正常動作となった。修理完了のTNCは予備機として保管する。
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