第36回電信電話記念日コンテスト規約
- 主な変更点:
- 今年も抽選で「USBIF4CW」または「digiaid」が当たります!
- ※抽選対象は、有効な交信局数が10局以上(ジュニア種目参加局は1局以上)の電子ログを提出した参加局です。
- ※ご意見やご感想とともにサマリーシートの意見欄に「副賞希望」と明記してください。
- ※抽選は、有効な交信局数(チェックログ分も含む)10局毎に一口(ジュニア種目参加局は1局毎に一口)となる抽選口数制で行います。
- 移動運用やマルチオペ種目の参加者は、新型コロナウイルスの感染防止対策を行ってください。
※年月日のほか、アンダーバー箇所が昨年規約からの主な変更点です。
印刷用規約(PDF)
主催
- NTT横須賀通研アマチュア無線クラブ(JR1YRI)
【JARL登録クラブ:NTT R&Dハムクラブ(11-3-28)】
開催日時
- (電信電話記念日)2024年10月23日(水)18:00〜24:00(JST)
- (ジュニア種目参加局は18:00〜21:00の3時間)
参加資格
使用周波数
- (1)HF(1.9/3.5/7/14/21/28MHz帯アマチュアバンド)
- (2)V・UHF(50/144/430/1200MHz帯アマチュアバンド)
- なお、電信(CW)および電話(AM、SSB、FM)による使用周波数帯は、1.9MHz帯(SSBも可)から430MHz帯はJARL主催コンテスト使用周波数帯、1200MHz帯は総務省告示の「アマチュア業務に使用する電波の型式及び周波数の使用区別」の指定によるものとする。
参加部門および種目
部門 | 種目 | コードナンバー |
一般 (注1) | 電信 | シングルオペ | HF | GCSH |
V・UHF | GCSV |
オールバンド | GCSA |
ジュニア(注3) | GCSJ |
マルチオペ | オールバンド | GCMA |
電信電話 (注2) | シングルオペ | HF | GXSH |
V・UHF | GXSV |
オールバンド | GXSA |
ジュニア(注3) | GXSJ |
マルチオペ | オールバンド | GXMA |
NTT (注1) | 電信 | シングルオペ | HF | NCSH |
V・UHF | NCSV |
オールバンド | NCSA |
ジュニア(注3) | NCSJ |
マルチオペ | オールバンド | NCMA |
電信電話 (注2) | シングルオペ | HF | NXSH |
V・UHF | NXSV |
オールバンド | NXSA |
ジュニア(注3) | NXSJ |
マルチオペ | オールバンド | NXMA |
- (注1)オペレータがNTTグループ各社の社員、OB、およびその家族のみで構成される参加局(シングルオペ局、マルチオペ局の如何を問いません。以下、NTTグループ局と総称します。)は、NTT電信部門およびNTT電信電話部門に、NTTグループ局以外の局は一般電信部門および一般電信電話部門に参加できます。
- (参考) NTTグループ各社の最新の一覧は、NTTのホームページでご確認いただけます。(https://group.ntt/jp/group/gnavi/syllabary_order.html)
なおNTTグループ各社には、上記に掲載の他、前身の電電公社や、過去に商号変更、解散や合併などにより消滅した会社も含みます。
- (注2)電信電話部門は、「電信および電話」または「電話」によるものとします。
- (注3)ジュニア種目は、オペレータの年齢が18歳以下の場合にのみエントリーできるものとし、オールバンド種目と同様に「使用周波数」に記載の任意のバンドで運用することとします。
交信方法
(呼び出し)
- 電信:「CQ NTT TEST」「CQ TEST」
- 電話:「CQ NTTコンテスト」「CQ コンテスト」
(コンテストナンバーの交換)(注4、注5、注6、注7)
- 「RST符号による相手局のシグナルレポート」+「下記に示す(1)から(3)の電気通信番号の内のいずれか1つ」+「N(NTTグループ局のみ付加)」
- <電気通信番号>
- (1)運用場所における固定電話の市外局番(先頭の0を含む2〜5桁)
- (2)運用場所で利用しているIP電話の電話番号の上位3桁(050)
- (3)運用場所で利用している携帯電話の電話番号の上位3桁(070、080、090の内のいずれか1つ)
- (注4)参加局は送信する電気通信番号として上記(1)〜(3)の中からいずれか1つを選択するものとし、コンテスト中における番号の変更は認めません。
- (注5)マルチオペ局は、すべてのオペレータが同一の電気通信番号を用いるものとします。
- (注6)市外局番割り当てのあるIP電話(「ひかり電話」など)の電気通信番号は市外局番を用いるものとします。
- (注7)NTTグループ局が電信でナンバーを送る場合は、送信ナンバーの最後の「N」を数字の「9」と混同しないように、「N」の前に「/」を挿入してください。(例)「599046/N」
- (参考)市外局番などの電気通信番号の指定状況は、総務省のホームページなどでご確認いただけます。
(https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/top/tel_number/number_shitei.html)
(複数の運用場所からのコンテスト参加)(注8、注9)(別表1)
- (1)電気通信番号として050、070、080、090のいずれかを送信するシングルオペ局については、コンテスト中における運用場所の移動、変更を認めます。
- (2)上記(1)以外の局は、常置場所以外に移動しての運用は可能ですが、コンテスト中における運用場所の移動、変更は認めません。
- (注8)なお、常置場所以外に移動して運用している局は、コールサインの後に移動先のコールエリアを示す番号などを送出してください。(例)JR1YRI/9(電信の場合)、JR1YRIポータブル9(電話の場合)
- (注9)なお、常置場所以外の1箇所にのみ移動して運用する局は、コンテストナンバーとして使用する電気通信番号として、上記「コンテストナンバーの交換」項に記載の(1)〜(3)の内のいずれか1つを用いることができます。
得点およびマルチプライヤー
(得点)
- (1)コンテストナンバーの交換を完全に行ったNTTグループ局との交信を2点、NTTグループ局以外との交信を1点とする。
- (2)ただし同一バンド内における同一局との重複交信は、たとえ自局あるいは相手局の運用場所や電波形式が異なっていた場合であっても、1交信のみを得点とし、それ以外は0点とします。
(マルチプライヤー)
- コンテストナンバー交換を完全に行った相手局から受信した異なる電気通信番号。
総得点の計算
- 各部門種目共に、「各バンドにおける得点の和」×「各バンドで得たマルチプライヤー数の和」を総得点とする。
交信上の禁止事項
- (1)クロスバンドおよびレピータによる交信
- (2)コンテスト中における送信する電気通信番号の変更
- (3)マルチオペ局の複数地点からの運用
- (4)コンテスト中の運用場所の変更(電気通信番号として050、070、080、090のいずれかを送信するシングルオペ局を除く)
ログ提出
- (1)NTT R&DハムクラブのWEBサイトで公開している「電子ログ提出」ページから、JARL主催コンテストにおける所定の様式で作成した電子ログ(https://www.jarl.org/Japanese/1_Tanoshimo/1-1_Contest/e-log.htm)を提出してください。
- (2)上記(1)の電子ログのみを受け付けることとし、郵送によるログ提出は受け付けません。
- (3)ログはいずれか1つの部門種目に提出してください。なおコンテストの審査対象とすることを希望しない交信については、チェックログとしての提出を推奨します。(チェックログ希望分は、サマリーシートの意見欄にその旨を明記してください。)
- (4)同一オペレータが複数の参加局の間で掛け持ち運用を行った場合、いずれか1つの参加局からのみ審査対象ログを提出してください。
- (5)常置場所以外に移動して運用した場合、運用場所が属するコールエリアをコールサイン欄に明記してください。なお本規定に従って運用場所を複数のコールエリアにまたがって移動、変更した局は、すべてのコールエリアを意見欄に列挙してください。
- (6)シングルオペジュニア種目の場合、年齢を意見欄に明記してください。マルチオペオールバンド種目の場合、全オペレータのコールサイン(コールサインがない場合はフルネーム)をオペリスト欄(<MULTIOPLIST>)に記入してください。
- (7)コンテストに対する皆様からのご意見やご感想もサマリーシートの意見欄に是非お書きください。後日結果発表時にコンテストコメント集として取りまとめて公表させていただくとともに、今後のコンテスト運営に活かさせていただきます。
- (8)提出締切日:2024年11月3日(祝)(電子ログ到着)
- (9)提出先
賞
- (1)すべての部門種別毎に参加局数の10%以内(小数点以下切り上げ)でかつ最大8位までの順位の局に賞状を贈ります。参加局数が10局未満の場合には1位局のみに賞状を贈ります。
- (2)上記(1)に加え、各部門ともシングルオペV・UHF種目とシングルオペジュニア種目では、運用場所のコールエリア毎に参加局を区分した範囲でも、上記(1)を適用します。ただし、重複して賞を贈る局の賞状は1枚にまとめる場合があります。
- (3)コンテスト中において本規約に従って2つ以上のコールエリアにまたがって運用場所を移動、変更して運用した参加局は上記(2)の対象外とします。
- (4)有効な交信局数が10局以上(ジュニア種目参加局は1局以上)の電子ログを提出した参加局の内、副賞を希望する局の中から抽選で、CW用インターフェースUSBIF4CW完成品、またはFT8等のデジタルモード用インターフェースdigiaid完成品のいずれかをドナーの数に応じた局数に贈呈します。抽選は、有効な交信局数(チェックログ分も含む)10局毎に一口(ジュニア種目参加局は1局毎に一口)となる抽選口数制で行いますので、交信局数が多いほど副賞当選確率が上がります。なお、副賞希望局はサマリーシートの意見欄に、ご意見やご感想とともに「副賞希望」と明記してください。
失格事項
- (1)本規約に定める事項に違反した場合
- (2)その他JARL主催コンテスト規約に準ずる失格事項
結果発表
- (1)2024年12月頃にNTT R&DハムクラブのWEBサイトで公表します。
- (2)ログ提出局には、電子メールで結果発表をお知らせします。
その他
本規約に明記なき事項についてはJARL主催コンテスト規約に準ずるものとします。
本規約や過去のコンテスト結果、および本コンテストに対応可能なコンテストロギングソフトzLogの設定方法、設定に必要なCFG、DATファイルを、NTT R&DハムクラブのWEBサイト(https://www.jarl.com/nttrd/)にて公開しておりますので、是非ご活用ください。
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(別表1) 送信する電気通信番号と運用場所の変更可能条件の対応
送信する電気通信番号 | 電気通信番号の変更 | コンテスト中の運用場所の変更 |
運用場所における | 固定電話の市外局番 | 03、046、076、0422など | 不可 | 不可 |
運用場所で利用している | IP電話の電話番号の上位3桁 | 050 | 不可 | シングルオペ局:可 マルチオペ局:不可 |
携帯電話の電話番号の上位3桁 | 070、080、090 | 不可 |
- マルチオペ局は、すべてのオペレータが同一の電気通信番号を用いるものとします。