JARL渡島檜山支部第50回支部大会が終わりました

令和7年9月14日(日)北斗市農業振興センターで第50回渡島檜山支部大会が開催されました。参加数は49名でした。
この支部大会には、北海道地方本部長正村様、青森県支部長岡田様、社員の原田様、大國様もご臨席いただきました。
大会のしおりはこちら

今回は50周年を記念して参加者に記念バッジが配られました。


南極観測の氏家さんからは、
南極観測隊の組織、氏家さんが所属していた通信のお仕事、南極での生活、そして8J1RLなどのお話がありました。
8J1RLのオンエアはこちらの時間で夜の8時頃が多いそうです。あちらでCQを出しても応答がないことも多いそうですが、クラスタに載るとパイルになるそうです。夜の時間21メガなどをワッチしていたら8J1RLのCQに出会うかもしれません。
オペレータはもちろん、専属のアマチュア無線家ではありませんので、隊によって、アクティビティーの差は大きいようです。今回の越冬隊のオペレータはFT8のオンエアが多いようです。
また、南極はどこの国にも属さないということで、移動局の免許となり、50ワット運用ということです。また、アンテナは全て日本向けで固定で、ローテーターは、ついていないそうです。

北海道総合通信局の窪田様からは、
アマチュア局の電子申請について、お話がありました。このシステムはアマチュア局以外にも使われるため、設定にちょっとしたコツがいるところもあるようです。
詳しくは、北海道総合通信局のページの左下の「電波利用電子申請」をクリックし、申請の流れをみるとわかりやすいと思います。

「あげます、ください」では、感動品の無線機、要修理の無線機、アンテナ、同軸、測定器、その他ジャンク品などが並びました。希望者が二人以上いた時は、公平にじゃんけんで決めました。
多くのものが持ち帰られました。残ったものについては、支部の方で対応させていただきます。

「こんなこと話したい」については、6つのグループができました。FT8,FREEDV、CW、移動運用、昭和の開局当時、ニューカマー&カムバック、WIREX-X・DSTAR。
それぞれのグループで、実践が交流され、話が盛り上がりました。

最後の抽選では、ハンディ機がJA8DHR甲谷さんに当たりました。1年間に100局という約束はすぐにいきそうですね。

早くから駆け付けて下さり、準備頂いたみなさん、最後まで後始末を手伝ってくださいました皆ささんに感謝申し上げます。

今回の大会で、新規のJARLの入会が1名、三アマ受験が1名決まりました。ありがとうございました。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


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JARL渡島檜山支部第50回支部大会のお知らせ


支部大会のポスターを作りました。


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第50回JARL渡島檜山支部講師

 演題「南極観測と8J1RLの運用」

43次及び第61次 日本南極地域観測隊 通信担当

氏家 宏之さん

・現在は、全国陸上無線協会東北支部勤務 宮城県在住

・好きなものはアマチュア無線 JH7JCXDIY、ドライブ

 「家族や自分がどうなろうと最後まで帰ることができない。」そんな環境であることを知りながら南極隊員になった氏家さん。越冬隊員は寝食を一緒にする仲間。1年間以上限られたメンバーで生活する。越冬開始当初、各自に渡されるUHF無線機は携帯電話の無い南極での命綱となる。厳しい生活ではあるが、隊員の福利厚生としてバーもあれば多少の娯楽設備もある。アマチュア無線局の運用は、隊員によるクラブ活動うちの一つ。氏家さんはアクティブに運用した。オーロラ、満天の星、寒さの中生き抜く動物たち。心が洗われる日々だったそうだ。「南極観測は地球環境を考える貴重な研究」と氏家さんは語る。


第50回を記念して、ささやかですが参加者にプレゼントをさせていただきます。

 令和7年度JARL渡島檜山支部大会・ハムの集いは、今年も北斗市で開催いたします。
函館近郊の皆さんはもとより、管内、管外各地よりのご参加を心よりお待ちしております。

1 日時 令和7年9月14日() 午後1時~午後4時30分 (受付開始12時30分)
※昼食を済ませてから、ご来場ください。                      
2 会場 北斗市農業振興センター(北斗市東前74番地の2) 
※大野新道萩野小交差点から200m位、七飯町方向に入ったところ

【内容】
●支部大会
業務会計報告、意見交流、津軽海峡コンテスト入賞者紹介
●ハムの集い
南極観測隊員氏家宏之さんの講演
総合通信局電子申請の方法
新企画「この話をしたかった!交流会」
あげますくださいコーナー
ハンディ機の抽選


1.新企画では当日みなさんからいくつかのテーマの中から選んでいただき、自分の参加したいグループで交流を深めていただきます。
2.あげますくださいコーナーではシャックで不要なものや終活での整理品、無線以外でもリユース 可能な品物を受け付けます。量が多い場合は、事前の回収も検討します。 
3.ハンディ機1台の予定(抽選) 参加資格: JARL会員であり、当選後1年以内にその無線機を使って約100局の交信を行う約束ができる方。
4.QSLカード展示ではカードをお持ちの方は、1枚をご持参ください。展示後、1名に記念品を差し上げます。

・ビューローへ送るカードがあれば、お持ちください。大会終了後に直ちに発送いたします。
・ネームプレートをお持ちの方はご持参ください。お持ちでなければ支部で用意します。
・余った年賀ハガキや、書き損じのハガキなど、ご寄付していただけると幸いです。