デルタ・ループ・アンテナ
使用リポート



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 2月16日に行われた技術講習会で製作したデルタ・ループ・アンテナの使用リポートがJARL岡山県支部に寄せられましたので、紹介いたします。

JH4GXE 木山 氏

BNCコネクタはM型に改造しました。

給電点を高くしたいため、また所有している伸縮ポールに取り付けるために、Uボルト周辺を改造しました。

ワイヤーが重いのでしょうか? ロッドアンテナが曲がってしまいます。
(ロッドアンテナを2段縮めると良くなるというリポートもあります)

7MHzでの運用では、私の場合6.76MHzに同調しているようなので ワイヤーを細く短くしようと考えます。

18MHzもアナライザーによると17.16MHzに同調して居るようなので 短くしようと思います。

今回はロッドアンテナをいっぱいに伸ばしていたので いろいろ長さをトライしてみたいです。

今回交信いただいた7.064MHzでのSWRは2.0でした。

全体的にSWR3〜4程度なのでチューナ(カップラ)で 調整すればオールバンド運用ができそうです。



木山氏の移動風景

JM4VZH  菅 岡山県支部長

両ロッドを伸ばしきった状態での測定では、10Mhz〜50Mhzまで、SWRは概ね2.5〜1.1となりRigの内蔵チューナーでも落とせる範囲であることがわかったのと、基部側2段縮めた状態では18Mhzが1、他の周波数帯も悪くて3となり、こちらでも内蔵チューナーでいけそうです。


ただ、やはり7Mhzでは平均4と高めで、3.5は6くらいになることがわかりました。

何れにしてもカップラーを使用すれば問題なく使えるとは思います。 と、SWRだけみたレビューでした。

途中、亥さんがお目見えになり、食事をしている横で私はアンテナを触っている奇妙な光景でした(((^_^;)




JL4OQZ 岡本 勇 氏

暖かくなったので(県北最果ては残雪もありますが)暇に任せて講習会で作成したデルタループアンテナの 調整にLPS邸にお邪魔しました

(塩ビのキャップをネジ止めしていなかったので内部のハンダ外れがあり修理しネジ止めを行なった)
(7MHzでの運用で同軸ケーブル長さを7.5mとした場合7.00〜7.2で SWR1.8以下となった)

なけなしの小遣いをはたいて、コメットの三脚を手に入れました

近々2mの移動地見分を兼ねてこのデルターループアンテナで移動運用をしてみたいと思っています。








JH4WUI 吉崎 氏

先日の技術講習会で製作したデルタループアンテナの追試報告です。

QSO数は伸びませんでしたが,いつもの5Wをはるかに超える50Wで 実践運用しました。 7MHzでは,どうしても2.5から下がらず「3」までで我慢し使用しました。
一方,10MHzでは,1.0にものすごく近く見事にチューニングできました。

約30局(7MHzは3局)とCW QSOができました。 多分アンテナの指向性(日本列島をカバーできず)を誤ったのと,風でかなり ふらふらしていましたので,539や439の交信もありました。 (FT991AMフルパワー と FC707 手動チューナ)

試組み立ての際に,各所のゆるみがあり心臓部は「ぐるぐる巻き」になりました。 結局心臓部をばらしてコア部分を修理し,今日(4/6)の運用に間に合いました。

今日の運用風景と,桜の写真を添付します。  昨年に続き, たけべの森 はっぽね桜まつり実行委員会 から出展依頼があり 会場で体験運用・公開運用を行いました。  会場では,一緒にアンテナ製作に参加した 某OMに準備を助けていただきました。

体験者は「遠慮・・」されてましたが,子どもたちはモールス符号を上手に奏でていました。

次回のデルタループアンテナの出番は,5/3 人と科学の未来館サイピア です。
たけべの森 はっぽね桜まつり実行委員会の事務局は岡山市観光協会で昨年は岡山市の 広報誌に「アマチュア無線体験」と掲載いただきました。











 
JARL岡山県支部