レピータ局は「アマチュア無線局」であれば誰でも使用することができるアマ中無線の中継システムです。
そして、このレピータの管理運用を行っている方々の集まりを「レピータ局管理団体」と呼んでいます。
レピータ局の管理団体は、
「ここにレピータ局があると便利だな!」
「みんなで力を合わせてレピータ局を開設しよう!」
「多くのアマチュア無線家に使っていただこう」
ということから、設置場所を探したり無線設備や運用に必要な経費を分担しあってレピータ局を運用管理する団体です。
管理団体は5名以上のJARL会員(正員)で構成され、代表者はJARL会員(正員)歴が継続して2年以上で満25歳以上の方となっています。
日本全国には約750局のレピータ局があり、ほぼ同数の管理団体があります。
レピータの管理団体に関わっているアマチュア無線家は延べ4,000人にもなり、これらの方はレピータ局の中継装置やアンテナのメンテナンス、運用資金の供出、適正な運用のための運用管理などを行っています。
レピータ局はこのようにボランティアによって運用されている無線局です。
ユーザの皆様はボランティアによって運用されているレピータ局であることをしっかりと認識されて、利用にあたっては円滑な通信を心がけてくださいますようお願いいたします。