TARC NEWS 429号 2022年7月9日 http://www.jarl.com/tarc/
TARCNEWS
TDKアマチュア無線倶楽部
JM1ZOR発行責任者JA8ALT
JARL登録番号 10−3−49



Contest


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2年半振りのクラブ運用記

東京 JA1KHV 松井 淳

 今回、マンションの一室(14F、JCC 1023 東京都東久留米市)をお借り出来たので、JA1STYと私はクラブコールによる移動運用(JM1ZOR/1)で 6m & Downコンテストに参加しました。

約2年半の間クラブ運用を避けて来ましたが「いよいよ」との思いです。、コンテスト当日の昼過ぎから設営に入りましたが、長年取り扱って居る機器なので約一時間程度で準備が整ってしまいました。

 要の空中線群ですが、東南東から西に開けたバルコニーに設置しました。 2ele.HB9CV + 2band-GP により 50/144/430MHz帯群(JA1KHV担当)と、バルコニーに置いたローテータ―にポールを建て 5600MHzパラボラ + 2400MHzスパイラルビーム + 12ele.1200MHzビームにより 1200/2400/5600MHz帯群(JA1STY担当)を約3m程度離して設置しました。

空中線群
空中線群


 リグやPC類はバルコニーに接する各系統別の部屋の窓際に設置して、それぞれのPCをネットワークでサーバーPCに集約してデータの保全を図りました。 機器のテストを兼ねてコンテスト前の試験運用を各バンドで行い、開始時間を待ちます。


ささやかに出陣式
ささやかに出陣式


 久し振りに出陣式を行いコンテスト開始です。各バンド結構隙間無く埋まっている感じなので、CQを出せる場所を探りながら声掛けから始め、良さそうな隙間を見付けてCQを出し始めました。しかしお相手が中々来ません。これだけ聞こえている各バンド、CQ出し局の方が多いのかも知れません。後で調べたら、交信の44%が移動局でした。

 今回は各バンド端から端まで丁寧に拾う方が良さそうなのでCQ出しは止めました。ただSHF担当のJA1STYの方はCQを出して居ないとお相手に気付いて貰えない事、SHF対応機器の多くがボイスメモリーを備えない事から大変だったと思います。

 3日の昼近くからはEスポも出始めて6/8エリアとの交信も出来、14階と高さも有り大山などの山並みが良く見え、反射波かブラインド方角(北側/埼玉、群馬方面)の局とも交信出来るなど久々のクラブ局運用でした。お相手から「TDKさん久し振り!」「ときがわ町じゃ無いのですか?」「え!東久留米市とは渋い所からですね」とか、久し振りに交信を楽しんだコンテストでした。




7月ミーティングの予告



 次回の月例オンラインミーティングは7月25日(月)15:00〜を予定します。



 

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