漁船救助に貢献された桜井氏(JL7RKY)をJARLが表彰

 2022年2月20日(日)に、宮城県大崎市松山公民館において、日本アマチュア無線連盟高尾会長(JG1KTC)から、2021年8月に新潟県沖で漂流中の漁船
救助に貢献した桜井氏(JL7RKY)に、尾形副会長(東北地方本部長JA7AJH)同席のもと、その人命救助の功績について表彰されました。
当日は、地元JARL古川クラブ並びにアマチュア無線愛好家の方が祝福に駆けつけました。

 功績概要                                 

 2021年8月21日(土)に、「鳥海山」で移動運用を楽しんでいたところ、桜井氏は、21時頃に144MHzFMで、遭難した小型船舶(9.9t)からの救助要請
の音声を了解度2程度で受信し、非常に交信しにくい状況でありながら懸命に交信を行い、早速、交信により収集した情報を110番通報を行いました。
 その後、警察から海上保安部を通じて桜井氏にアマチュア無線による連携の要請があり、山鳥氏(JJ0SYY)と竹内氏(JE0WYH)のサポートを受けながら、遭
難船との連絡を続け、救助に必要な情報を海上保安部に伝達しました。
 その結果、海上保安部では現場海域を捜索し、翌日午前2時半ごろ遭難していた船舶を佐渡市の沖合で発見し無事救助されました。