ご  挨  拶

日本アマチュア無線連盟山梨県支部長 沼上順治

 先日の支部大会にご参加していただきありがとうございました。林関東本部長との質疑応答では日頃会員の皆様がかかえて支部長挨拶いる課題について率直なご意見を出していただきました。林関東本部長からもJARLの現状などについて説明がおこなわれました。皆様のかかえている課題が全面的に解決したわけではありません。しかし、このような機会を設定することによって少しでも良い方向へ解決して行ければと思います。
 JARL山梨県支部の運営につきましては皆様の声をできるだけお聞きして運営していきたいと考えております。
 林本部長にはお忙しい中をご出席いただきありがとうございました。また、会場設営等櫛形町アマチュア無線クラブの皆様には大変ありがとうございました。
 さて、JARL NEWS 7月号にも掲載されたPLC(電力線搬送通信)について、JA1AYC松本理事がドイツへPLCのヨーロッパにおける実態調査に行かれたそうです。その結果についてはドイツではこれまで4カ所で実用化されていますが複数の個所においてPLC事業からの撤退を検討しているそうです。2カ所はすでに撤退を開始したとされています。その主な理由は、発生する漏洩ノイズに対する苦情と費用等の関係から事業に適さないということだそうです。なにはともあれアマチュア無線家にとって短波帯通信に対して悪影響与える重要な問題ですので会員の皆様も関心をもって反対のアピールをしていきましょう。
(平成14年7月20日)