2012(H24)年4月22日
(〃 年6月9日字句修正)
東温市災害ボランティア・アマチュア無線の会「災害時通信マニュアル」
1 初期通信
(大地震等の発生から東温市災害対策本部が設置されるまでの間)
「東温市災害ボランティア・アマチュア無線の会」会員は、地震等の大規模な災害が
発生し、本人、家族および自宅に差し迫った危険がなく活動に支障のない場合は、本
会設立の趣旨に従い、つぎの通信活動を行う。
@ 432.78MHzにより、会員相互の無線ネットワークを確立する。
432.78MHzがすでに他局により使用中の場合は、空チャンネルを確保し、呼び出し
周波数(433.00MHz)で、連絡チャンネルを会員各局へ周知する。
A 会長、副会長が上記無線ネットワークを確立するときは、東温アマチュア無線クラブ
JH5ZZJ を開局し、キー局を担当する。
JH5ZZJが開局されていない場合は、開局可能な会員が自局のコ ールサインによ
りキー局を務める。
B 会員各局は、自宅周辺、地区内の被害情報を収集し、キー局へ通報する。
C キー局は、各地区の被害情報をまとめ、東温市へ連絡する。
D 公衆通信網が不通のため、東温市への連絡が困難または不可能になっている場合
は、キー局担当者は無線機を所持し、東温市役所に出向き、得られた情報を伝達する。
2 東温市役所との連携
(東温市役所に災害対策本部が設置され、情報収集、伝達の協力要請があった場合)
@ キー局担当者は、東温市役所内(できれば災害対策本部近く)にJH5ZZJ移動局を開局
し、各地区会員から引き続き災害被害情報の収集を行う。
また、必要に応じ、協力できる会員に対し、東温市消防署内に補助局の開設を要請する。
A 通信周波数は432.78MHz、または既に確保した435MHz帯の周波数を連絡チャンネルと
して引き続き使用する。
B キー局は、必要に応じ、市内各地区に移動して情報収集活動を行う会員局を要請する。
C 行政機関等からの情報伝達依頼の電文等を取り扱う場合は、非常通信の範囲内で対応
する。
なお、非常通信を実施したキー局および補助局は、後日、総務省への報告に備え、その
通信記録を残しておく。
(参考: 非常通信周波数として 433.50MHz 145.50MHzが割り当てられています)
3 その他
@ 自宅から離れて情報収集活動を行う会員は、二次災害の予防のためヘルメットを、また、
JH5ZZJの会員ベストを所持する会員は、できる限りこれらを着用して行動する。
A キー局および補助局は、公衆通信網の復旧を確認したときは、非常通信の取り扱いを中
止し、会員に周知するとともに、東温市災害対策本部に連絡する。
以上
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