TARC NEWS 128号 2006年7月2日発行 http://www.jarl.com/tarc/
TARCNEWSJM1ZOR機関紙

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静岡粟ヶ岳へ移動運用

名古屋 JA1STY 鈴木 清

絶好のロケーションも天気には勝てず
絶好のロケーションも天気には勝てず"
道の駅掛川に集合
  TDKアマチュア無線倶楽部の今年2回目の移動運用は静岡県掛川市の粟ヶ岳に決まりました。
午前8時に道の駅掛川に集合です。東京と名古屋からは前夜に出発し、未明に到着仮眠して時刻を待ちました。8時前には横浜から9時前には長野から全員集合し、山頂へ向かいました。

粟ヶ岳山頂からQRV
 牧の原台地の広大なお茶畑の中を走ってゆくと山に茶の文字がくっきりと描かれています。目指すは山頂。22年物のシビックはエンジンがオーバーヒート直前。なんとか到着しました。
 早速設営して運用開始しました。HF帯やVUで交信局数を増やしました。

 2時間ほど経ったところで停電。発電機が停止の電源トラブルです。燃料注入口から覗くとまだ液面が見えます、故障ということで分解してみましたがそれらしいところはありません。結局はガス欠でした。雨が激しくなってきたので車の中で予備バッテリーで運用していましたが、夕方となり撤収しました。

灯台
灯台
御前崎海岸でQRV
御前崎海岸でQRV
御前崎の灯明堂
 前夜はおいしい食事に満足し熟睡。翌日は雨模様のため山登りは断念して、御前崎海岸へ向かいました。
 今からおよそ360年前の寛永12年(1635年)に徳川幕府が船の道しるべとして、この地に灯台の元祖ともいえるあんどん型の見尾火(みおび)灯明堂を建てたのが御前崎灯台の始めと言われています。

御前崎海岸で運用
 灯台見物を終えて海岸にある土盛りした台地に発電機を担いで上り、2日目の運用を始めたころには雨脚も強まってきたため短時間で撤収し、小塚さんのお家でお茶をいただきました。アンテナをどこに張れるかも確認したところで今回の移動運用は解散し各自帰路につきました。

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