TARC NEWS 268号 2014年8月5日発行 http://www.jarl.com/tarc/
TDKアマチュア無線倶楽部
JM1ZOR発行責任者JM1EMK
JARL登録番号 10−3−49
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Contest
フィールドディー奮闘記
東京 JA1KHV・松井 淳
木更津に終結
準備中
【参加者が少ない悩み】
毎年参加を悩むのがフィールドディコンテストへの参加。
日本では家族ハム人口が少なく、父親の勝手な趣味の位置づけのため、家族サービス中 に運用チャンスが有っても無線機にすら触れない(触れさせてもらえない)様で、年寄り局からも炎天下での運用を嫌われる始末。
またフィールド ディーコンテストの趣旨からホームから出る事に抵抗が有る局も多く、自宅で運用チャンスが有っても参加しない傾向にもある。
【1時間で行ける木更津市で】
その様な中、数局に参加を直前で断られ、JA8ALT 中村氏と私だけと寂しい参加となった。
良い運用ポイントは早くからの場所取りが必要だが、そこまでは乗り気が無く、今年も海抜数十メートルの木更津市(ア クアライン利用で一時間程度で行ける)で運用する事にした。
カーシャック
運用中
【バッテリーで運用】
ただ木陰も無い炎天下の運用で、大型テントを大胆に張ることもはばかれ、ターフを 掛けたりした各車室内での運用となった。
住宅地も近くに有り、発発の利用は避け、日頃チャージしているサブバッテリー(大型数個)と車のアイ ドリング中のバッテリーを安定化して使用。
近くに公園トイレも有り、コンテスト中は車を動かさずに過ごす予定で、夜食を含 め3食と飲み物(燃料)もクーラしっかりと持参した。
【おっと間に合った】
2日(土)16:00過ぎから各自、3.5MHz〜1200MHzまで出られる空中 線の設営とリグの設定を終え、18:00には出陣式ならぬ夜会を開始、日が沈むと共に風も吹き始め、涼しく過ごし易くなり、危うく21:00 からのコンテストに遅れる処だったが、どうやらコンテストに入り込むことが出来た。
【あっ同軸ケーブルが】
同軸ケーブルが無い!
JA8ALTは6mバンドを運用しようとしたが、6mの同軸が来ていない、ポール上のHB9CVを良く眺めると、その給電点には同軸の姿が見当たらず、諦めた様子。
私の方からは3日(日)の午前中 にはEスポも立ち、6mバンドで北海道などDX局と交信も出来、それなりに楽しめた。
【やったぜ!】
私はガソリン不足(テニスクラブへの往復130km分 を消費していた)から途中、QRTを繰り返して昼間の炎天にも悩まされたが、「今年も一応、やったぜ!」との自己満足を得て、 夕食前には世田谷の家に戻つた次第でした。(終)
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