全福島マラソンQSO計算方法
得点が2倍になる特定呼び出し符号について
マラソンQSOは、毎回、『得点が2倍になる特定呼び出し符号』を発表しています。
『特定の呼び出し符号』は、マラソンQSO規約に記載されています。
第50回全福島マラソンQSO規約 では、プリフイックスが「JF,JN」です。
日本国内の10エリアどこであっても前記のプリフィクスは得点「2」として計算しましょう。
『7K1~4』は、2倍得点にはなりません。
計算方法(シングルバンド)
どれか一つのバンドを決めてエントリーする場合の計算方法は以下の通りです。
日毎に得点を計算し、合計を算出します。
1日目、3局(JN7***,JE7***,JO7***)と交信した場合、1(JN)+2(JE)+1(JO) = 4p となります。
2日目、2局(JE7***,JM1***)と交信した場合、2(JA)+2(JA) = 4p となります。
同じ要領で、日毎の得点を算出してゆきます。
計算例
運用日 得点(p)
1日目 10p
2日目 20p
3日目 10p
4日目 20p
5日目 40p
6日目 50p
7日目 50p
コンテスト期間中の合計得点を計算します。
計算例
計算式 合計
10p(1日目)+20p(2日目)+10p(3日目)+20p(4日目)+40p(5日目)+50p(6日目)+50p(7日目) 200p
マルチを計算します。
運用日数がマルチになります。上記の場合、7日間運用したので、マルチ7となります。
マルチをかけた後の合計は、200p×7 = 1400pとなります。
計算例
計算式 総得点
200(合計)×7(マルチ) 1400p
上記は7日間運用した場合です。6日しか運用できなかった場合には、マルチ6になり、総得点が約200点下がってしまいます。マルチを 最大限に生かすためには、毎日コツコツと運用すると良いです。
計算方法(マルチバンド)
バンド毎に得点と運用日数が以下の場合
バンド 得点(p) 運用日数(マルチ)
7MHz 1230 p 3日
21MHz 160 p 2日
50MHz 130 p 4日
バンド毎の得点をすべて加算し、「各バンド毎の得点の合計」となります。
計算例
計算式 「各バンド毎の得点の合計」
1230(7MHz)+160(21MHz)+130(50MHz) 1520 p
バンド毎のマルチをすべて加算し、「マルチの合計」となります。
計算例
計算式 「マルチの合計」
3日(7MHz)+2日(21MHz)+4日(50MHz) 9
「各バンド毎の得点の合計」 と 「マルチの合計」 を掛け算し、『総得点』となります。
計算例
計算式 総得点
「各バンド毎の得点の合計」×「マルチの合計」 =1520×9 13680 p