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鉄道友の会無線サークル


無線サークルが発行したQSLカード

QSLカードって何ですか?
 QSLカードは、交信したアマチュア局とアマチュア局が交信の証として、コールサイン、交信年月日、時間、入感状況などを記入してお互いに交換するカードのことです。QSLカードには個人・クラブの性格が現れる様で、凝ったデザインのカードから、写真を使ったカードや必要事項のみのシンプルなカードなど色々あり、カード収集もハムの楽しみのひとつです。
 無線サークルでは、1983年の 鉄道友の会30周年記念 からQSLカードの発行を始め、1986年からは ブルーリボン賞記念 のカードを毎年発行しています。
 なお、放送局が発行するカードは ベリカード(受信証明書)と呼ばれ、QSLカードとは異なります。


QSL 無線サークル最初の移動運用は、1983年8月千葉県君津市鹿野山から 鉄道友の会創立30周年記念 の交信をしました。
 QSLカードは、友の会創設当時の展望車と無線サークル設立時の展望車を比較するため、写真を友の会会員よりお借りし製作しました。

 写真 宮沢孝一氏

 1964年に開通した東海道新幹線が、1984年で20周年を迎えるに当たり、9月下旬に東京都青梅市御岳山より 東海道新幹線開業20周年記念 の移動運用を行いました。
 写真は今でも人気のある、0系新幹線車両の写真を使用しました。

 写真 関 長臣OM

QSL

  1986年のブルーリボン賞は、伊豆急行 リゾート21 が選ばれ、その年の7月中旬に伊豆急下田駅で授賞式が行われました。
 写真は伊豆急下田駅側線に停車中の、記念列車をメンバーのJP1AHN局が撮影しました。

 写真 大沢 肇OM
 撮影 伊豆急下田駅構内

QSL

QSL  1987年のブルーリボン賞は、当時の日本国有鉄道 北海道総局 が製造した、フラノエクスプレス でした。前面展望が可能な斬新なスタイルに加え、客室がハイデッカーとなり車窓からの眺望が向上したことで授賞しました。
 写真は冬の富良野線を走るシーンを、関 宗博氏よりお借りしました。

 写真 関 宗博氏
 撮影 富良野線 富良野~学田

  1988年のブルーリボン賞は、小田急電鉄 四代目ロマンスカー 10000系 HiSE でした。
 写真は記念シールを貼り開成駅付近を走る10000系を、メンバーのJK1CUN局が撮影しました。

 写真 岩崎OM
 撮影 小田急線 開成~栢山

QSL

QSL  1989年のブルーリボン賞は、近畿日本鉄道 名古屋~大阪・難波間を結ぶ、21000系アーバンラーナー が選ばれました。
 写真は五位堂区で行われた授賞式後の撮影会で、メンバーのJN3IWG局が撮影しました。

 写真 北之坊 OM
 撮影 近鉄線 五位堂電車区

  1994年は、東海道新幹線開通30周年 となりました。無線サークルではこれを記念して、BL賞記念運用とは別に30周年記念のQSLカードを作成して、メンバー各局が記念交信をしました。
 写真は東京第2運転所で行われた撮影会で、メンバーのJM1NVN局が撮影しました。
 当時、第一線で活躍していた、0系、100系、300系、0系ドクターイエローが並んでいます。
 写真 牛田OM
 撮影 新幹線東京第2運転所
QSL

QSL 

 1996年のブルーリボン賞は、制御式振り子装置を駆使し JR九州 日豊本線を走る 883系ソニック が選ばれました。
 写真は、メンバーの7L2LKR局が撮影しました。

 写真 戸谷 OM

 1997年のブルーリボン賞は、JR北海道の近郊形交流電車 731系 が選ばれました。

 写真 北見OM

QSL

QSL 

 1998年のブルーリボン賞は、JR西日本の500系新幹線「のぞみ」が選ばれました。

 写真 牛田 OM
 撮影 新幹線 新横浜~小田原

 1999年は、581系以来30年ぶりに新車として登場した 電車寝台 285系サンライズエクスプレス が選ばれました。
「サンライズ瀬戸」「サンライズ出雲」として活躍中です。

 写真 牛田OM
 撮影 東海道本線 藤沢~大船

QSL

QSL 

 2000年のブルーリボン賞は、ミレニアムの年にふさわしい、新しい寝台列車 E26系カシオペア が選ばれました。客車と同色に塗られた、EF81型電気機関車とDD51型ディーゼル機関車に牽引されて、上野駅~札幌駅間を運行しています。

 写真 牛田 OM
 撮影 東北本線 東大宮~蓮田

 2001年は、JR九州 885系白いかもめ が選ばれました。この車両は、制御された振り子方式で、曲線も従来の車両よりも高速で走行出来ます。
 室内も革製のシートを採用するなど、ハイグレードな仕上がりとなっています。

 写真 牛田OM
 撮影 鹿児島本線 博多駅

QSL

QSL 

 2002年は、東京(新宿駅ほか)と甲州・信州を結ぶ 257系あずさ・かいじ が選ばれました。

 写真 牛田 OM
 撮影 中央本線 大月~初狩

 2003年は、名古屋~大阪・難波間を結ぶ、近畿日本鉄道 20020系アーバンライナーnext が選ばれました。

 写真 山口長之 様

QSL

QSL2004 

 2004年は、瀬戸内海に架かる 瀬戸大橋線 を走る、JR四国 マリンライナー が選ばれました。
岡山と高松を結ぶマリンライナーは、東京・名古屋・九州方面からの新幹線と接続するほか、関西・山陽など各地からの乗客輸送に活躍しています。

 2005年は、日本貨物鉄道(JR貨物)の、世界初となる動力分散式を用いたコンテナ貨物電車 M250系 が選ばれました。

 写真 横山OM

QSL

QSL2004 

 2006年は、東京・新宿と箱根を結ぶ小田急電鉄の50000系ロマンスカー が選ばれました。観光輸送に徹し、前面展望室、車内売店を装備したほか、専任の乗務員を選び制服も新たに制定しました。

 写真 牛田OM
 撮影 小田急線 多摩川学園前~町田

 2007年は、富山ライトレールの 0600形 が選ばれました。富山ライトレールは、JR西日本 富山港線を第三セクター化し、さらに路面電車(LRT)に変更しました。列車本数を大幅に増やしたことから乗降客も増えました。新潟トランシス社製のLRV(超低床電車/2車体連接車)7編成が投入されています。

 写真 大沢OM
 撮影 富山ライトレール線 城川原駅

QSL

QSL2008 

 2008年は、東海道・山陽新幹線用 N700系電車が選ばれました。N700系は、700系をベースに、さらなる高速性と快適性・環境性能向上の両立を目指し、JR東海・JR西日本により開発された電車です。

 写真 水澤OM
 撮影 東海道新幹線 三島~新富士

 2009年は、小田急電鉄のMSE60000形電車が選ばれました。
 同社30000形同様6両編成と4両編成が在籍して、「あさぎり」号としてJR東海 御殿場駅まで乗り入れるほか、東京メトロ千代田線 北千住駅まで「メトロはこね」号などとして乗り入れています。

 写真 牛田OM
 撮影 -

QSL

QSL 

 2010年は、JR東日本 E259系電車「成田エクスプレス」が選ばれました。
 2009年10月1日より253系に代わり「成田エクスプレス」として営業を始めました。253系は3両編成と6両編成が在籍していましたが、E259系は6両編成のみとなりました。

 写真 水澤OM
 撮影 -

 2011年は、京成電鉄 AE形「スカイライナー」が選ばれました。
2010年7月17日より3代目の「スカイライナー」として営業運転を開始、印旛日本医大~空港第2ビル間において160km/h運転を行っています。

 写真 水澤OM
 撮影 -

QSL

QSL 

 2012年は、JR東日本 E5系東北新幹線電車が選ばれました。
 2011年3月5日より「はやぶさ」として営業運転を開始しましたが、その後「はやて」「やまびこ」「なすの」などにも使用されています。
 グリーン車のほかに上級の「グランクラス」を青森方先頭車に連結しています。

 写真 牛田OM
 撮影 JR東北新幹線 大宮駅

 2013年は、東京地下鉄 1000系が選ばれました。
 2012年4月11日より営業運転を開始、自己操舵機能台車 SC101形を採用し走行安定性の向上や急曲線の多い銀座線の曲線通過性能の向上が図られています。最終的に40編成の電車が製造され、現在の01系を置き換える予定です。

 写真 鉄道友の会
 撮影 中野車両基地

QSL

QSL 

 2014年は、近畿日本鉄道50000系「しまかぜ」が選ばれました。
 2013年3月、第62回神宮式年遷宮に合わせて大阪難波、近鉄名古屋の両駅から賢島駅間で営業運転が開始されました。
 なお、2014年からは京都駅発着の列車も運行されています。

 写真 鉄道友の会
 撮影 -

 2015年は、東日本旅客鉄道 E7系・西日本旅客鉄道W7系が選ばれました。
 北陸新幹線 長野~金沢間延伸に際し、JR東日本・JR西日本が共同で開発・導入した車両です。車両は「かがやき」「はくたか」「つるぎ」のほか一部の「あさま」にも使用されています。

 写真 牛田OM
 撮影 北陸新幹線 高崎~安中榛名

QSL

QSL  2016年は、阪神電気鉄道5700系電車が選ばれました。
 5700系は、ジェットカー5001形などの置き換え用として2015年8月24日に営業運転を開始した各駅停車用の通勤形電車です。愛称はジェット・シルバー5700 です。

写真 鉄道友の会

  2019年は、小田急電鉄70000形 GSE電車が選ばれました。
 「箱根に続く時間(とき)を優雅に走るロマンスカー」というコンセプトのもと開発されました。GSEは「Graceful Super Express」を略したものです。

写真 鉄道友の会

QSL

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