10.1GHz帯でOFDM(直交周波数分割多重)変調方式が初免許



 ODFM(直交周波数分割多重)変調方式は、1970年代にデジタルTVの送受信方式として開発され、電波反射による多重経路の影響を軽減できる変調方式として、5GHz帯の54Mbps無線LANシステムなどに活用されています。
 この変調方式のアマチュア無線への有効性の実験のために免許を申請していた7L1RLL、7K4OGWの2局に対して、10.125MHz帯でのOFDM(形式記号:18M0F9) 変調方式による免許が昨年12月24日に交付されました。

 アマチュア無線へのOFDM変調方式の免許は日本初、両局の無線設備は5GHz帯の54Mbps無線LAN機材をもとに、局部発信周波数4900MHzを混合して、10.1GHzのアマチュア無線帯全電波型式帯でOFDM変調方式による18MHz以下の帯域の電波を発射するというものです。
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