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非常通信訓練としてロールコールをスタート


滋賀県支部は、平成18年(2006)4月6日付けで滋賀県知事(國松善次)とJARL滋賀県支部長(南出勝)との間で災害時の情報伝達応援についての協定を締結しております。
滋賀県下で災害が発生し、停電などによる既設の通信設備の運用に支障が発生した際、滋賀県知事はJARL支部長に災害情報伝達の応援を要請することとなっており、その要請を受け、JARL滋賀県支部長は県内の該当する支部員(無線局)に滋賀県内各土木事務所や県事務所への派遣を要請し、現地の県担当者から災害対策本部(県庁)宛ての情報伝達の応援を行うこととなっています。
しかしながら、現在のところ滋賀県内各土木事務所や県事務所へ派遣する無線局の把握ができていない状況です。

8月27日に開催しました支部役員会で、この件について検討した結果、当面滋賀県支部としては、通信可能範囲の確認、無線機器の点検、非常時における非常通信参加可能局の把握を行うことを目途に、ロールコール形式による通信訓練を行うことといたしました。
ロールコールは毎月第1日曜日の9時から145.50MHz非常通信周波数、9時30分頃から433.50MHz非常通信周波数にて実施。当面キー局は滋賀県支部長が行うこととし、滋賀県支部では社団局を有していないので、支部長所属クラブ局(てんいちハムクラブJH3ZNC)により行うこととします。9月3日(日)よりロールコールを開始しましたので、非常通信参加可能な局の皆様、ロールコールにご参加いただきますようお願いいたします。
9月3日は、144MHz帯で6局、433MHzで7局の参加を頂きました。通信内容は、RSレポート、名前、運用場所、リグ、アンテナ、電源の種類の情報を送信いただくことにしております。当日は、京都府で防災訓練による非常通信訓練をされており、144MHz帯は9時半、433MHzは10時までに終了しました。このように、非常通信が行われている場合、他に非常通信訓練が行われている場合は、中止若しくは訓練周波数の変更を行うことになると思います。
これにより把握した局について名簿を作成し、滋賀県との災害時応援協定に基づき、情報提供を行うこととします。非常通信が必要となった際に非常通信に参加可能で、同趣旨に賛同いただける方は、ロールコールへの参加をしていただくとともに、滋賀県支部長JH3IDV福森までメール(jh3idvアットマークjarl.com)で
・コールサイン
・氏名
・住所
・電話番号
・メールアドレス
・非常通信に参加可能なバンド(144/430MHz)
以上の情報をお送りください。これにより名簿を作成し、県に情報提供を行う予定です。
体制が整った後は、各地域における防災訓練等の非常通信訓練にも参加していきたいと考えています。