3年ぶりのコンテスト奮闘記

横浜　JA8ALT 中村公隆

FDコンテスト村開村式

　8月6～7日に3年ぶりで、『フィールドデイ・コンテスト(JARL F.D. Contest)』に、JA1STY、JA1KHV、JA8ALTの3名がマルチ・オペ運用で参加しました。

SHF OP

　野外運用が基本・・だが

　『 F.D.Contest 』は、リグとアンテナを工夫設営して商用電源の無い野外からQRVする事こそが本来の目的と意味付けのコンテストなのではありますが、例年にも増して猛暑が続く中、高齢化し体力の低下を感じていた私(中村)が屋外での軽作業中に「中度の熱中症を経験」した事もあって、メンバー達が熱中症に陥る場合も懸念され、強い陽差しを避ける事もままならず、高齢になったメンバー達が水や食料やトイレの調達も困難な野原でマルチ・オペ運用する事が躊躇されました。

HF/UHF OP

　屋内での快適運用環境

　そんなこんなで、猛暑の炎天下でのQRVを渋る私に仲間が配慮を示して、F.D.コンテストに野外からQRVで参加の「局種係数・掛け率2」を諦めて、都下・東久留米市内のエアコンが効いてシャワーも浴びられる快適環境のマンション14F. からの運用環境を手配してくれました。

　3年振りのマルチ・オペ運用は、長らく使っていなかったリグや電源、アンテナ、ケーブル、PC、サーバー等機器の点検とリハビリを兼ねての運用とはなりました。

　高さを生かしたアンテナ設置

　お借りしたマンションの一室は20階建ての14F. 、天井高2.4ｍ位のベランダ域内にアンテナを設置する必要があり、HFは14階から吊り下げのロングワイヤー(＋)オートチューナー、50MHzは2エレHB9CB、144、430、1200MHzはGP、2.4、5、10GHzはパラボラ・アンテナをベランダへ並べて設置の、屋外での運用に較べれば不自由なアンテナ設置環境とはなりました。

VHF OP

　3年ぶりのPCがご機嫌斜め？

　標高876mの堂平山とは較べ様もありませんが、14階／40mの高さなので各バンド共に電波の飛びはまずまずで、コンテストでもあるのでそこそこのQSOができました。
成績(得点)は過去のコンテスト運用結果とは較べるべくも無く、3年間に亘り温湿度環境の好ましくない物置内で放置保管されていたリグ等機器に劣化が発生していた模様で、私のリグ、電源、アンテナ、ケーブル類には問題がありませんでしたが、マイク付きヘッドセットで回り込みが発生し、PCもしばしばマウス・コントロール不能状況(USB接続機器認識異常)が発生して都度、再起動したり、ログ用サーバーPCも、終盤で何回かご機嫌斜めとなるトラブルに見舞われてしまいました。

　久々のメンバー集合でした

　体力の衰えや、機器類のメンテナンス不良などを思い知らされた、久々のメンバー集合マルチ・オペでのコンテスト運用ではありました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　73 CUAGN

SHF Ant

8月ミーティングの予告

　次回の月例オンラインミーティングは8月29日（月）１５：００～を予定します。

　

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