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アマチュア無線でCW運用をがんばる CW友の会 JO1ZRW

CW友の会 JO1ZRW
           

 CW友の会のホームページへようこそ。
 無線通信の歴史はマルコーニの無線電信から始まりました。もう百年以上昔の事です。現在では僻地まで携帯電話が普及し、もはや個人個人が改めて無線通信をやっている意識さえ感じていない時代、ある意味時代遅れとも思えるこの交信方法に私たちはなぜハマってしまうのでしょうか? 通信の原点だから? ノスタルジー? 
 当クラブはそんなCW(モールス符号を使った交信)の好きなアマチュア無線局が集まって1998年にスタートしました。
 主な活動は、全日本CW王座決定戦コンテストの主催を24年間していました。※ 
 HAMFAIRでの出展、モールス練習用ソフトの製作です。また、年に数回のミーティングを行って親睦を深めています。

 アマチュア無線を長く続けられる秘訣は、交信内容が機械的、薄っぺらにならないことだと思います。電波の向こうに人となりを感じるから面白い。CWでも電波の向こうに頭脳を感じるからおもしろいのだと思います。
 最近は道端で知り合ったご近所同士の挨拶のような交信ばかりで、少々物足りなさを感じています。
 さて皆さんはどうお考えでしょうか?
 しかし近い将来、人工知能とRIGを組み合わせたシステムでヒトと交信してると思った相手は機械だったりする日が来るかもしれません。それが両方だったらもはや人間は不要になってしまいます。 
       
  

お知らせtopics


第24回全日本CW王座決定戦  
    結果発表!
  ※ 今回が最終回です。
 ご参加された各局、長い間ご支援ありがとうございました。
 参加者のコメントに「続けてほしい」というご意見を沢山頂きました。
 もしかしたら、誰かがこの先「復活させよう」と言って実現するかもしれませんが、現時点、現面子では体力的にも気力の面でも厳しいです。
 申し訳ございません。
 24回やりました。十二支で二回りです。初回から全部参加された方がどれくらいいらっしゃるのか? 皆さんお疲れ様でした。
 
   
 普及活動、国試に勝るものは無し!!
  専門誌や愛好者の間で普及活動が盛んに行われていますが、それとは裏腹に、国試から受信試験が無くなってからは、CWを始める局は(コンテストと599 BK 以外)明らかに減少しています。
 以前は「上級資格」と「出せるパワー」と「電気通信術の能力」がセットになっていたから、アマチュア無線家が上を目指したければCWの受信練習をするしかなかった。どんなにCWが苦手でも、(ぶっちゃけ、CWが大嫌いでも)電気通信術を覚えて国試に合格しないと、いつまでたっても10Wのままだったので、皆さん少々苦戦してもがんばるしかなかったと思います。(さらに上を目指したければ、もっともっと頑張るしかなかった)
 まさにCWは上級資格に立ちはだかる壁。CWファンには、ビギナーがCWと出会い、デビューする気になってもらえる、ありがたい仕組みでした。しかし、もうその時代に戻ることはないと思います。
 国試に僅かに残ったモールスに関する問題、紙に書かれた点と棒を覚えたところで、実戦では聴き取って符号変換をしなければならないので殆ど役に立ちません。
  
 劣悪な環境でとりあえず交信を成立させたいのであればFT8の方がCWより有利なことは明らかです。
 一方、符号を覚えてからも、さらに訓練を続けねければ、楽しめるまでには至らないCWの魅力を筆者はどのようにアピールしたらよいのか正直わからなくなってしまいました。
 この楽しさは、ある意味、一時期の試練を乗り越えた局にしか分からない世界だと思います。
 海外の局もCWを楽しんでいる大多数の局は、おそらくCWの受信試験があった頃から無線をやっているOMだと思います。
 「苦労して覚えた暁には・・・」などときれいごとを言ってみたところで、やる人はすぐにやるし、やらない人は「やります」「いつかやりたいと思っています」と、壊れたレコードをお会いするたびに繰り返しています。 
 普及活動をいろいろやってきましたが、国試に実技試験が盛り込まれる影響力には到底及びもつかないということを痛感しています。
 当クラブが誕生して20年以上が経ちました。
 筆者は生え抜きではありませんが、発足時からいらっしゃる局の話では「ここまで続くとは思わなかった」が本音の様です。
 数人の加入、脱退がありました。ずっと少人数(たまたまなのか?)でやっているので後者が多くなれば、クラブ存続の危機に直結します。その点、継続できたのは縁があったのか?気があったのか?トラブルメーカーがいなかったのか?よくわかりません。ほぼ同じメンバーがそのまま年を重ねたので、平均年齢が高くなりました。
 アマチュア無線界も例外ではない少子化と後継者の問題が当クラブでも起きています。
 そこで、今回のミ-ティングでメンバー募集について再考しました。

 入会の条件:強いて言うなら、電信が出来ること。メンバー全員の同意が必要なことくらいです。
 どれくらい電信ができるか?に規定を設けないことにしました。
 会費について:最近の金額の決め方はミーティングで年間予定と行事を決め、その内容によって決まります。
 今年は5千円でした。
 主な費用の内訳はJARLのクラブ年会費、局免の維持費、HAMFAIRの出展費、コンテストの賞品を含む運営費です。
 (コンテスト関係の出費は今年が最後になると思います)

 普及活動としては、今まではCWの練習用CDの販売、CWコンテストの主催が主でした。
 ガチガチに決めごとをしない、ゆるゆる感が当クラブの特徴です。



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