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アマチュア無線でCW運用をがんばる CW友の会 JO1ZRW

ハムフェアHAMFAIR report

2017年 ハムフェア  

9月2日、3日の2日間、東京ビックサイトでハムフェア2017が開催されました
イベント会場で演歌が流れていると、不思議な感じになります。
落語の時はそうでもなかったのですが、歌謡ショーだと、音圧が違います。
「アマチュア無線もかなり多様化してきたなあ」と思いました。


CW友の会の出展ブース

 当クラブは今年も出展し、CW友の会監修による手作りモールス練習CD-ROMの販売をしました。
 和文模擬交信例、欧文模擬交信例の練習用CDが早々完売しました.
 結局、和文関連のCDは入門以外すべて完売しました。
 正直、お空では大半の局がレポート交換のみのQSOをしているのが現状ですから、皆さんラバースタンプQSOやチャットを本当は望んでいるのかもしれません。
 これらのモールス練習用CDは友の会が発足し、HAMFAIRへの出展当初からずっと販売しています。
 来場者全員に売ったのではないかと思うほど沢山出ました。しかし某クラブの調査によると、CWに出ている局がビギナー時代にどんな教材でモールスを勉強したか?の回答として当クラブのCDと答えた局はほとんどいなかったそうで、作っている側としては「CWの普及に貢献できているのか?」複雑な心境です。

 年を重ねるごと、新作を少しずつ増やしてきましたが、リニューアルは一度もしていません。(一部訂正はしましたが…)
 和文入門、欧文入門をあらためて聴くと、ラジカセによる録音なので、良い意味で手作り感満点、録音状態だけを自己評価すると、ノイズも多く、もはや今の時代には不釣り合いな完成度と感じています。リニューアルを提案していますが、入門編は声による録音箇所が多く、製作チームが最近多忙なため、はたして作り直せるか・・・・・? 

 JI1ALP、JP1AEG & JR1UFB   8J1HAMのアンテナ
  
 8J1HAMを運用するJAØSVO 
  

 筆者は2日間、殆どアイボールに時間を使ってしまい、メーカーブースもクラブブースも見に行けませんでした。
 それでも目を引いたものを独断で2つだけ紹介します。 

  参考出品のIC-9700
(筆者は決してI社の回し者ではありません)

144MHz、430MHz、1200MHZのオールモード機

IC-911の後継機でしょうか?

 ハイバンドのオールモード機、特に固定機といえば、現行品ではTS-2000、IC-9100、FT-991Aですが、すべてがHF〜V,UHFまで出られるタイプです。ビギナーにはお得感があり魅力的だと思いますが、悪く言えばHFのおまけにU,VHFが付いているリグ… メーカー曰く、1台でHFからU,VHFをすべてのバンドでハイクウォリティーにするのは、適正価格を考慮すると技術的に厳しく、どうしても浅く広くになってしまうので、クウォリティーの高いリグを設計する場合、50MHzより下、144MHzより上のバンドに分けてデザインすのが一般的らしい。
 しかしこのご時世、各メーカーは尻込みしてハイバンド専用の固定機をなかなか出してこなかった。それだけに、このリグの発売が楽しみです。
 あくまで参考出品だから詳しいことは解らないのですが、操作はIC-7300と同じ感じで出来るようにするらしいです。
(確かに外見も瓜二つ) あとはどんな価格で出してくるかですね! (By JP1AEG)

   コードレスはんだごて
コードレス(Kotelyzer)ブースにて実演
右はコテ
左はバーナー(伸縮チューブを縮める時に便利)
従来のコード付き
左2つはGoot製30Wと60W
右はANTEX製25W

 コードレスの半田ゴテは昔からあるので、技術屋にとっては決して目新しい商品ではありませんが、話のネタとして紹介します。ハムフェアに出展してきたということは、未だ便利グッズとしてハムには普及していないのでしょうか?

 電子工作や機器のメンテナンスを行えば必ず使う半田ゴテ、筆者が音響の現場に入って最初に購入したコテはイギリス製のANTEXでした。サービスマンの定番グッズでした。でも今は国産品でもいいコテはあります。
 コテの良し悪しはコテ先の半田の乗り易さと電源投入後の温度上昇の速さ。

 コードレスは屋外や電源がそばにないときに便利です。何と言ってもコードがあると邪魔。
 半田付けは奥が深い。まさに職人技の世界です。
 古い話ですが、ヤニ入り半田が発売されて一気に付けやすくなりました。
 学校を卒業した頃の筆者は不器用も手伝って、本当に半田づけがへたくそで、自分の付けたものは信用されなかった。だから現場の1つ先輩であるI君の空中配線のテクニックを見て技術を盗みました。
 不器用でもXLRのマイクケーブルを1日100本も作ると、だんだんコツもつかんで上手くなってきます。
 ある時、空中配線の半田付けをしていたら「菊さんは、半田づけ上手いね!」って…「Iさんのをパクりました」と本当のことは言わず、「そうっすか」っと、とぼけていました。 うれしかった。 若き日の思い出です。
 半田ゴテは部品を付ける以外にも基板やラグ板から部品を取りはずす時にも使います。基板を傷めずにパーツをはずすのもけっこう難しいです。

HAMFAIRでよく相談されること 2016年HAMFAIRにて

 買ってくださることは当クラブにとって大変ありがたいことですが、このCDがどれほど各局のスキルアップに役立っているのかが気になります。是非役立てていただきたいです。

 ブースでお会いしたビギナーの方の相談「これから始たいのですが・・・」
各局の悩みは共通なところが多いですね!

 よく相談されることをまとめてみました。
@ このCDをどう活用したらよいのかわからない。
A 周りに仲間やCWのできるOMがいなくて、どのうようにしてデビューをすればよいのかキッカケがつかめない。
B 練習相手がいない。

以下のようなお答えをしています。
@ 月並みですが、繰り返し聴いてください。
  聴きながら必ずペンで書き取るか、指で文字をなぞってください。
  私は毎日寝しなに子守歌代わりに聴いていました。

A CQを出している局の中からコールサインが取れて、「この局だったら!」と思われる局にコールして、すかさず「 I AM A BEGINNER   PSE QRS 」と送信しましょう。
 自分がコールする前に他局との交信を聴いて、名前、QTHを事前にコピーしておくとプレッシャーは半分以下になります。ビギナー局の不安の大半は、相手が送信してくる情報を取る自信が持てないことだからです。
 やさしいOMに巡り合えれば、交信が成立して1歩前進します。自信が持てるまで間を置かずに繰り返しましょう。
 しかし、スピードを合わせる余裕のない局に当たってしまったら、心が傷ついて次回コールする気になれなくなります。1歩進んで2歩下がる、人生と同じですね。
 そこでめげてはいけません!皆経験することです。 自尊心を傷つけられることに弱い方はなかなか次の一歩が踏み出せません。
 筆者の経験では、大半のOMは相手がビギナーだと分かれば親切ですから、めげずに交信実績を重ねましょう。

B 同じ目標を持つ仲間がいると飛躍的に向上します。ラグチューなどをしながら仲間を電信の道に引きずり込ませましょう!


ハムフェアで販売したCD-ROMについて


2011年 和文高速受信練習に関するお詫び
2007年 和文交信例に関するお詫び
2006年 和文モールスCD訂正