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左からJR1UFB(小澤さん),JJ1UUZ(藤森さん),JS1QIZ(横野さん) |
今年は、3人で参加、CW王座決定戦のPRと、特別企画として、今までの全モールス練習CDをMP3化して収めたUSBメモリの無償配布(限定50個)を行いました。(Used/Junkのファイナル真空管の無償配布も少し。)1日目は多数の来場者があり、特に午前中はブースにもたくさんの方に寄っていただきました。2日目の午後は、来場者も少なく、落ち着いて各ブースを見て回り、買い物をすることができました。ブースでは知り合いの方があいさつに来てくださるほかに、CW練習法から、HFでのアマチュア無線の始め方まで、いろいろな相談事をお持ちいただき、微力ながらも楽しく対応させていただきました。メーカーブースで目をひいたのは、マイクロ波帯RigのIC-905でしょうか。40万円越えの価格は、どんなふうに響いたかとても興味があります。筆者(JS1QIZ)は、小型SSBラジオ、QRP用アンテナカップラー、カーボン釣り竿アンテナを購入し、ラジオはさっそく使ってブースで8J1HAMのCW運用をモニターしていました。ブースにご来訪いただいた方、ありがとうございました。CW王座決定戦コンテストへのご参加と、モールスUSBを活用しての新しい分野でのQRVを楽しみにしております。 会場レポート:JS1QIZ
・ICOMブースでIC-905について聞いてみました。RFユニットをネットワークに接続することは出来ないようです。
RFユニットと操作パネルは、1対1で接続して運用するようです。
コントロールソフトウェア RS-BA1 Version2は、IC-905に対応するため、Version2.50にバージョンアップされた事をお聞きしました。
IC-905は購入しませんが、帰ってからRS-BA1 Version2をバージョンアップしました。
・ブースを回って、IC-705に接続する1.4mのロットアンテナ、単三電池10本、64GBのSDカード3枚を購入しました。
何も買わないつもりでしたが、ブースを回ると、ついつい買ってしまいました。
記念品には、デジタル温度・湿度計を頂きました。
ハムフェアの入場券も頂いたので、この飛び賞は、私にとってラッキー賞でした。
横浜コンテストにも参加したので、横浜クラブのブースに行って来ました。
3位までは発表されていましたが、私のコールサインはありませんでした。
やはり3位までに入るのは、もっと頑張らないと難しいと思いました。
会場レポート:JJ1UUZ
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JJUUZ 第40回記念関東UHFコンテスト 飛び賞(10位) |
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モールス練習CDをMP3にしたもの 限定50個、横野さんの情熱で作った USBメモリーを無料配布。 このMP3でどれだけの局がCWに出てこられるのか? その様な方がいらっしゃったら是非当クラブにメールをくださいませ。 |
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IC-905と関連商品、昨年もレポートしました。 144MHz~5600MHz(+10GHz)のオールモード機 メーカーの動画を見て技術が何となく素晴らしいことは認めます。 筆者にとって2.4GHz以上は未知の領域です。 IC-9700が出たときは「これで1200MHzにみんな出るようになる」そんな話がでました。でも思ったほどはにぎやかにはならなかったように思います。 兎に角高価なリグだし、各局、上を目指しますかね? 技術と各局がQRVするか否かは別な気がします。 |
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KENWOODが TS-990のTRIOバージョンんを 限定3台販売したらしいです。 ICOMのIC-7850の様な感じでしょうか? 筆者の子供の頃はチューナーと言えば 「トリオ」でした。 |
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20日 ブース担当:JP1AEG & JS1QIZ | 21日 ブース担当:JP1AEG & JR1UFB |
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8J1HAMの運用 JS1QIZ/横野さんが10MHzを運用しました。 |
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米国にある3077のカウンティ(郡)のうち500のカウンティの局と交信してQSLを得るアワードです。プラス500ずつ追加シールをもらえるようです。 日本と比較的交信しやすいカリフォルニア州には沢山のアマチュア局がいますが、同じカウンティの局が多いです。他の週でも同様で、最低限の500カウンティを集めるのは至難の業です。 |
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森田一義(タモリ)さんと交信された時のカードを見せていただきました。カード番号18 (発行番号かな?)1963年7MHz AMだそうです。筆者が2歳の時です。 |
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藤村有弘さん(ひょっこりひょうたん島のドン・ガバチョの声で有名でした)と交信された時のカードだそうです。 1981年14MHz SSB この頃になると、書き込み欄はもう今と同じですね。 |
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「昭和基地8J1RLと交信をすること。」 HFを始めた時の夢でした。その後も毎年交信して違うデザインのQSLカードをもらうのが楽しみです。還暦を過ぎたオッサンになったってもペンギンやオーロラのカードを見ると「南極から運用しているのかー!」と胸が熱くなります。 ブリザードが吹き荒れる地でのアンテナ設営、メンテナンス、日本からの電波はどの様に聴こえるのか?色々な話を伺うことが出来ました。 すべては感動から始まります。「こどもの日」ばかりではなく、コンディションの良いときは子供指定で是非CQを出してください。そのときは大人はスタンバイしてがまんしましょう。 左から筆者、JG3PLH/近藤隊員、JR1FVH/小林隊員、JH7JCX/氏家隊員、JE1XUZ/加藤さん(最初あまりに溶け込んでいるので隊員かと思った。HI 彼は8J1YACを共に運用した学校のOBです) |
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IC-PW2 1kWリニア 筆者は200Wまでしか運用をしたことが無く、仲間はQTHが都心でアパマンの局が多いせいか、話題がkWリニアになることがあまりありません。 パイルになるとQROすればもっと楽に取ってもらえるのに...リニアを使っている局を妬ましく思います。HI と同時にパワーを上げればインターフェアのリスクが高くなるので、ユーザーはこの問題を克服できた局です。 PVを見る限り、この機種はこれまでのリニアアンプの問題点を改善してあり、従来品よりもインターフェアが出にくいのでしょう。これが理由でQRO出来なかった各局には朗報になるかもしれません。 |
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個人的には新製品の目玉はこれです。 IC-905 :キャッチコピーは「上へ行こう」 144MHz~5.6GHzオプションで10GHzまで対応しているオールモード機 SHFの運用が一部のマニアの間でしか行われていない理由は、今までメーカー製のリグが無かったことだと思います。その他に交信相手がいないこと。伝送の損失が大きく扱いずらいこと。測定器が高価なこと。などが考えられます。 周波数が高いとケーブル損失が大きい。それを考慮したシステム。RFモジュールと本体をLANケーブルでつないで、RFモジュールをアンテナ直下にする。そうすれば損失をかなり小さくすることができる。 このリグがアマチュア無線界にとって新風を送り込んだことはまちがいありません。 筆者はイノベーターでもアーリーアダプターでもないので、皆さんが今後どのような方向に向かうのか?様子を見てから考えたいと思います。 (あくまで私感ですが)ICOMのプロモーションビデオはとても分かりやすいです。 正直、ラグチュー派であり、なんちゃってDXerである当局は、最初全然興味がありませんでした。だからICOMのブースでもこれに関して全く質問しませんでした。PVを見て「これはすごいリグかもしれない!」判断の甘さに猛省です。 販売価格は10GHzのオプション込みで約50万円を予定しているらしいです。 キャッチコピーほど気楽に上には行けない値段です。 |
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FT-710: SDRのHF+6mのオールモード機 IC-7300の対抗機種でしょうか? FTDX-101がフラッグシップならば、こちらは入門機としての位置づけなのかもしれません。 操作性はまだ触っていないので店頭に並んでから触りに行こうと思います。 |
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これといった新製品はありませんでした。 (すいません、私感です) ただ、生産を中止していたTS-990が再び販売されることになったことは朗報です。なんといってもフラッグシップモデルですから...! 私感ですが、「何でいいリグなのに作るのをやめてしまったのか?」がっかりしていましたが、理由をお聴きしたら、「部品が入ってこなかった」ということでした。言われてみれば「それは仕方ないですよね」と納得します。おそらく先が見えなくて「納品何か月待ち」が言えなかったのでしょう...。 筆者はなぜこれを買わなかったのか? 現在他社のフラッグシップ機を使っています。もちろん、そちらも素晴らしいリグで気に入っていることもあるのですが、高価なリグなのでホイホイ買い換えられません。コンディションの良いときに発売してくれないと筆者の様なわがままなユーザーは待っていられません。発売のタイミングは大切だと思います。 |
なんだか、ICOM贔屓の記事になってしまいました。他社のフアンのみなさん、ごめんなさい。
でも、最近のアマチュア無線界の各メーカーの勢いはとても拮抗しているようには見えません。
かなりくどいおまけ
200W対応のアンテナ直下型オートマチックアンテナチューナー(ATU)について
現在、筆者はCG-5000とCG-3000を使用しています。CG-5000には満足していますが、1台しかなく、しかももう作っていないようです。CG-3000の不満な点は(あくまで当局のアンテナの環境下でのことですが)1本のワイアーで1.8MHz~29MHzまでチューニングが取れないこと。
以前に使っていたAT-300は(劣悪な環境でも)それが可能でした。最近発売されたAH-730も可能なようで、評判が良いので国産の200W対応のATUの発売に期待しています。
ICOM,YAESU,KENWOOD共に販売されているのは100Wまでです。
一見「100Wが作れるならば200Wも作れるでしょう?各部の耐圧を上げればよいのだから・・・・」と思いたくなります。そこで、各メーカーに作るつもりがあるのかを質問してみました。
結果、うち2社はその予定はないとの回答でした。(1社はこの質問をしませんでした)
どんな答えがあったかというと・・・・(録音していたわけではないので、大よそこんな回答だったと思ってください)
➀「動作が安定しないのです、他のメーカーも(もしトライしていたら)苦戦していると思います」
②「海外製品にはあるので、それを使ってください」
③「弊社の直下型チューナーの位置づけは移動用としてなので200Wは考えていません」
➀のメーカー以外の「お答え」は筆者が求めていたそれではなかったのですが、➀の説明員の方は誠実なご対応でした。
ATUのリスクとして経験上考えられる問題は、
➀チューニングの最中はかなりスプリアスが発生すること。ハイパワーで行えばインターフェアのリスクが極めて高くなります。
②給電点の下に並ぶコンデンサーにかなりの高圧が掛かる事。
③同時にリレーの接点がスパークして張り付き切り替わらなくなる事。
④ムキになってハイパワーでキャリアをかけ続けると、チューニングは返って時間がかかり、くわえて電子部品が発火する可能性がある事。それを考慮してだと思いますが、国内の純製品のATUはRIGの出力と連動していて、チューニング時にパワーダウンします。
リスクが高すぎて100Wから200Wを製品化するのは国産メーカーとしては踏み切れないのでしょうね。
海外製品はその点、リスクは大半をユーザーの自己責任としているから、販売しているのだと思います。
CG-5000はあまりに修理依頼が多かったので代理店が対応しきれなくて販売をやめたそうです。
おそらく、ハイパワーでさらにはリニアを入れたまま「うりゃー」とやってしまった無謀なハムが皆これを使用していたのだと思います。筆者は「決して壊すような使い方はしませんから売ってください」とお願いしましたが駄目でした。(どの様な使い方をされていたか不明なので中古は敬遠しています)
現在販売している代理店の方は過去に存在していたCG-5000のをご存じなかった様です。
後日、お店で「なんで国内のメーカーは200Wの直下型ATUを出さないと思いますか」尋ねてみました。
「価格は高くなるだろうし、タワーがあげられない環境での200Wのリスクを考えると、需要が100W仕様ほどは無いから作らないのでは?」とのご意見でした。 現行のHF200WのフラッグシップモデルにはATU連動の端子が無いこともその理由の一つだともおっしゃっていました。
HAMFAIR2022 まとめ
コロナ渦で2年間中止になっていたハムフェア、今回も終息していない中で行われたので、感染したり、自覚症状のないまま感染させたりしてしまうのではないかという不安の中での参加となりました。
当然感染を警戒して出展を見送る団体や方々が多かったので、会場内は閑散としていました。
それでも、久しぶり皆さんとお会いできましたし、初めてお会いできた局とも有意義な時間を過ごすことが出来たので、個人的には参加してよかったと思っています。
HAMFAIRでよく相談されること 2016年HAMFAIRにて
買ってくださることは当クラブにとって大変ありがたいことですが、このCDがどれほど各局のスキルアップに役立っているのかが気になります。是非役立てていただきたいです。
ブースでお会いしたビギナーの方の相談「これから始たいのですが・・・」
各局の悩みは共通なところが多いですね!
よく相談されることをまとめてみました。
① このCDをどう活用したらよいのかわからない。
② 周りに仲間やCWのできるOMがいなくて、どのうようにしてデビューをすればよいのかキッカケがつかめない。
③ 練習相手がいない。
以下のようなお答えをしています。
① 月並みですが、繰り返し聴いてください。
聴きながら必ずペンで書き取るか、指で文字をなぞってください。
私は毎日寝しなに子守歌代わりに聴いていました。
② CQを出している局の中からコールサインが取れて、「この局だったら!」と思われる局にコールして、すかさず「 I AM A BEGINNER
PSE QRS 」と送信しましょう。
自分がコールする前に他局との交信を聴いて、名前、QTHを事前にコピーしておくとプレッシャーは半分以下になります。ビギナー局の不安の大半は、相手が送信してくる情報を取る自信が持てないことだからです。
やさしいOMに巡り合えれば、交信が成立して1歩前進します。自信が持てるまで間を置かずに繰り返しましょう。
しかし、スピードを合わせる余裕のない局に当たってしまったら、心が傷ついて次回コールする気になれなくなります。1歩進んで2歩下がる、人生と同じですね。
そこでめげてはいけません!皆経験することです。 自尊心を傷つけられることに弱い方はなかなか次の一歩が踏み出せません。
筆者の経験では、大半のOMは相手がビギナーだと分かれば親切ですから、めげずに交信実績を重ねましょう。
③ 同じ目標を持つ仲間がいると飛躍的に向上します。ラグチューなどをしながら仲間を電信の道に引きずり込ませましょう!
2011年 和文高速受信練習に関するお詫び
2007年 和文交信例に関するお詫び
2006年 和文モールスCD訂正